ランキング争いから抜け出そうとするフェデラー | MASAHARUオフィシャルブログ 「世界一弱いプロテニスプレーヤーのブログ」 powered by アメブロ

ランキング争いから抜け出そうとするフェデラー

【7月30日 AFP】男子テニス、ウェスタン&サザン・ファイナンシャル・グループ・マスターズ2008(Western & Southern Financial Group Masters 2008)シングルス2回戦。大会第1シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は、米国のロビー・ジネプリ(Robby Ginepri)と対戦。フェデラーはセットカウント2-1(6-7、7-6、6-0)で勝利を収め3回戦へ進出を決めた。

 2時間13分に及ぶ2回戦のドラマは、世界ランキング1位の連続保持期間を235週に伸ばすことがいかに困難かをフェデラーに示した。

 同ランキングで2位につけるラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)の追い上げにより、大会連覇を目指すフェデラーが準決勝を前に敗れ、ナダルが今大会を制しシーズン8勝目を挙げた場合は1位が入れ代わることになる。

 これまでフェデラーに4戦全敗を喫していたジネプリは、母国のファンの前でショーを演じ、もつれたタイブレークで5-1とリードするなど第1セットを奪った。

 第2セットも波に乗れないフェデラーは、第11ゲームのサービスゲームを落として5-6でリードされたが、第1セットに続いて突入したタイブレークを制した。その後、突然スイッチの入ったフェデラーは第3セットを6-0で奪い逆転勝利を収めた。

 世界ランキングで4年半にわたりトップに立っているフェデラーは、ピート・サンプラス(Pete Sampras)氏(1993年から2000年にかけて286週)、イワン・レンドル(Ivan Lendl)氏(1983年から1990年にかけて270週)、ジミー・コナーズ(Jimmy Connors)氏(1974年から1983年にかけて268週)に次いで世界ランキング1位の連続保持期間で歴代4位につけているが、ナダルがトップに立った場合はフェデラーの驚異的な記録に終止符が打たれることになる。(c)AFP