いよいよ開幕オーストラリアオープン | MASAHARUオフィシャルブログ 「世界一弱いプロテニスプレーヤーのブログ」 powered by アメブロ

いよいよ開幕オーストラリアオープン

テニス、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2008)開幕を14日に控え、同大会男子シングルス第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は現地12日、2008年のグランドスラム初戦を前に体は良好な状態にあると語った。

 チェンナイオープン2008(Chennai Open 2008)の決勝で同大会第4シードのミハイル・ユーズニー(Mikhail Youzhny、ロシア)にセットカウント2-0(6-0、6-1)で敗れたナダルに対し、全豪オープンには万全の体調で臨めないのではないかという懸念が引き起こされた。同試合の第2セット途中にトレーナーを呼んだナダルだが「身体的には何の問題も無い。それについてはハッピーだと思っているよ」と準備万端であると答えた、またユーズニー戦での敗戦については「ただ疲れていただけ。4時間にもなるとんでもない準決勝だった。それでも、回復にかけられる時間は24時間もなかった。試合が終わる時間も遅かったから、寝る時間も遅くなってしまった。そうなれば、回復させるのは難しい」と語り、疲労が原因であったことを明かした。

 全豪ではできるだけのエネルギーを集める必要があるナダルは、2005年大会では4回戦止まり、2007年大会でも準々決勝敗退で終わっているが、「去年(2007年)はおそらく最悪の年だったと思う。テニスが良くなかった。今年は良い感じだし、練習も良いし、チェンナイで数試合こなしてきた。だから14日を良い状態で迎えられることを願っているよ。ベストを尽くしていく、準備もしっかりしてあるから面白い大会になるだろう」と語った。

 ナダルは勝ち上がれば準々決勝で第6シードのアンディ・ロディック(Andy Roddick、米国)と対戦する可能性があるが、依然として勝たなければならない相手は全豪3連覇とグランドスラムで13勝目を狙うロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)である。しかし、フェデラーは全豪オープンを前にAAMIクーヨン・クラシック2008(AAMI Kooyong Classic 2008)を体調不良で欠場しており、ナダルには希望の光が差した。それでもナダルは「ロジャーは、1、2試合こなせばそれで十分なんだ。いつも1回戦で彼は問題を抱えているとは思わない。だから、2回戦までにリズムを掴むことができる」と語り、ライバルの素早い立ち直りを確信している。(c)AFP