岩﨑 将史(Masafumi Iwasaki)のブログ -6ページ目
2010-11-30 15:24:14

「宇宙戦艦ヤマト」のテーマソング〜あれこれ

テーマ:音楽
宇宙戦艦ヤマト実写版がいよいよ明日から公開されますね。
僕は'73年生まれなので、'74年放送のオリジナルアニメは、再放送や映画で「見た記憶」はあるけど、正直、中身はほとんど覚えていないです。映画で「大和」がまっ二つに折れて沈んでいく絵は何となく、覚えているな~

ただし、テーマソングに関しては僕の人生に多大な影響を与えてくれました。

最初の出会いは、幼児期に通っていた音楽教室発表会で、合奏した記憶があります。
多分、当時の演奏はレコードで残っているはず…

めちゃめちゃ格好よいなぁ~、と思い、作曲家の宮川泰 先生の強烈なファンになりました。

$岩﨑 将史(Masafumi Iwasaki)のブログ-宮川泰 & 岩﨑将史 @フルハウス写真「宮川泰 先生 と 岩﨑将史」2002年12月フルハウスにて。何か僕も若い…

歌謡曲、劇版など、色々と音源を集めて聴いた記憶、というか勝手に勉強させてもらった記憶があります。
あ、そういえば「コーセー歌謡ベストテン」は小学生の時に、毎週カセットテープに録音してたな~

残念ながら、宮川先生は2006年に他界されてしまいましたが、その数年前にガッツりと一緒に仕事をさせて頂いたのが僕にはとても嬉しく、ありがたい記憶として残っています。

某TV曲の音楽番組を宮川先生が、音楽監督をされていて、その全曲の編曲を僕が担当させて頂けたのです。番組には「由紀さおり & 安田祥子」「長山洋子」「渡辺徹」さんなど、大御所の方々が多く出演されてました。

宮川先生が、いわゆるヘッドアレンジ、といいますか、大まかな構成、メロディーや絶対に入れて欲しいフレーズ、対旋律などの楽譜を作成され、そのあとに僕が、それらを様々な楽器に置き換えたり、ハーモナイズしたり、リズムアレンジを加えたり、という役割分担をさせて頂きました。
(ちなみに宮川先生はオール万年筆の手書譜でした)

宮川先生の音楽にとても多くの影響を受けた僕は、自分で言うのもなんだが、ラフなアレンジの譜面を見ただけで先生がどのようにしたいか、ほとんど理解できました。

そんな中、とても嬉しかったのは、
宮川先生から電話を頂いて、
「ごめん。××曲のイントロなんだけど、僕の楽譜の対旋律が間違ってて~」
とおっしゃり始めた瞬間、僕は楽譜を見て理解し、
「あ~、♫(対旋律を口ずさむ)に変えたいんですよね?」
と僕が切り返すと、
凄いね。そのとおり。何も言ってないのによく分かったね!じゃあ、頼むね~」(ガチャッっと電話を切る)
と言ってくださった。
今でも鮮明に覚えています。

歌のメロディーやコードに対して、どのようにヴォイシング、対旋律を組むのが的確か。小さい時にさんざん聴かせて、勝手に勉強させて頂いてましたので。

特に年末の紅白で忙しいさなか、楽屋から何度か電話をくださり、電話越しにアレンジを聴いてくださった記憶も残っています。

(予断ながら先生の息子である宮川彬良さんに、お会いした事はありませんが、マツケンシリーズの録音をさせて頂いた時には、彼のアレンジでした。これも何かの縁だな、と感慨がありました)

映画は実写になっても、きっとあのテーマソングは、代えがきかないでしょう。
おそらく、色々なアレンジをほどこされて劇中で使用されているのではないでしょうか?
楽しみです。
2010-11-20 18:51:11

年末に向けて、ライヴ、番組出演など〜

テーマ:音楽
 今年の秋から年末に掛けて、今年も仕事がぎっしり。僕はかれこれ2ヶ月程、休みをとれていない。
そんな中、このブログもファイスブックも更新ままならず、各所から「大丈夫?」との連絡が。
 特に、フェイスブックから海外からDMで、「早く新しい情報をくれ」と何通も英文で届く。中には韓国語のコメントもあるが、すいません、わかりません。何とか時間見つけます。

 さて、この時期は毎年、イヴェントや特番などで演奏、ライブの機会も多いのだが、「最低限の告知はするべき」というありがたいお話も頂いておりますので、さしさわりない物をご紹介。

まず、来週、"KUNI-KEN"という三味線DUOのバックを頼まれていて、キーボードで参加します。

11月25日 (木) 名古屋市中村文化小劇場
11月26日 (金) 名古屋市緑区文化小劇場

という2日間の公演です。おなじ名古屋の文化小劇場でなんで並びなんだろう?よく分かりません。
プロデューサーから音源もらったが、楽譜も何もないので、耳コピ&キーボーのアレンジ譜をさっきまでがんばって作成してました。喜太郎さんのツアーなどにも参加している美人ヴァイオリニスト、崎山弥生さんも一緒に出演します。
あ、HPあるんですね↓
http://www.kuni-ken.com/live/1011_live.html

あと、12月18日(土)にNHK FMで「FMトワイライト X'mas スペシャル」という3時間くらいの生放送があるのですが、これの全編曲、バンドマスター、ピアノ/キーボードで出演します。当日は会場に来てもらえれば、無料で観られるとのこと。サンタの格好でもしようかな。
あ、番組ブログなるものがあります…↓
http://www.nhk.or.jp/nagoya-twilight-blog/
10数曲編曲&楽譜作成中で、結構大変です。

あ、あとNHKといえば、来週11月27日(土)に「心の糸」というドラマが全国ゴールデンタイムで放送されます。僕が一部、演奏&指導で参加させてもらいまして、ちょろっと流れると思います。(あ、もちろん音だけ)。ドラマのロケと言う物に、ちらっと参加させてもらいましたが、役者って凄いな~、大変な仕事だな~、と関心するばかりでした。
番組のWEBはこちらです↓
http://www.nhk.or.jp/nagoya/ito/

まだまだ、たくさんありますが、またいずれ~~
2010-09-16 18:33:51

名古屋音楽大学スタジオ 「室内音響調整」

テーマ:音楽
 先週、名古屋音楽大学に新設されたレコーディングスタジオに詰めていました。このスタジオは私が2年前程前より大学とアドヴァイザリー契約を結んで、設計とプランニングに携わってきました(その流れで今では講師もするハメになってしまいましたが…)。いよいよ最終行程に近い、ルームアコースティックチューニングを行いました。
 オーディオ エンジニアでない方は「ルーム アコースティック チューニング とは何だ?」という感じかもしれません。日本語でいうと、「室内音響調整」とでもいいましょうか。もっと簡単に言うと、「電気に頼らずに美しい響きの部屋にする」ということです。

岩﨑 将史(Masafumi Iwasaki)のブログ-名音大スタジオ CR 名古屋音楽大学レコーディングスタジオ 調整室正面

 ノウハウの無い人がスタジオやオーディオルームを作って困るのが、この「室内音響調整」です。低音がぐるぐる回ったり、左右で音がそろわなかったり、聴く場所で聴こえかたが大きく変わったり、響きすぎたり、音を吸い過ぎていたり…。これらを解消するのが「ルーム アコースティック チューニング」です。
 ライブハウスなどでPAを依頼した事のあるひとは「スピーカー チューニング」という言葉は聞いた事があるかもしれません。多くの場合、EQという機械を使って、機械的にスピーカーの鳴り方を変えて調整します。
 録音の場合、このようにEQで補正を行うと、メリットよりも害悪の方が増えますので、そのような調整はしません。

 「では、どのようにやるのか?」それは個々の状況で違いますので、一概には言えません。が、部屋の形状設計と音場を踏まえ、スピーカーの設置方法、内装の材質や形状に工夫を加えて調整していきます。電気機器は一切使わない調整。そこが「アコースティック チューニング」といわれるゆえんです。

岩﨑 将史(Masafumi Iwasaki)のブログ-CR 調整中 調整中。内装壁に様々な仕掛けを施す

 今回の場合、コントロールルームの基本設計自体が、低域のディフューズ機能に少し余裕を持たせていました。そのため調整としては、適切な吸音と反射をさせながら、定位間、奥行き感を明瞭にすることが目的になりました。

 無事に作業も終わり、音の生まれ変わった調整室。通常、大学の施設等でルームアコースティックに予算に投下していただけることは多くはないと思います。(本来は最も大切な部分で、できるだけ若いうちに正確な音を体で覚えるとうには非常に重要だと考えています)。関係者の皆様には深く感謝いたします。
 と同時に、今回は調整室のチューニングのみで予算いっぱいでしたので、スタジオ側は手をつけられませんでした。スタジオ側に関しては、それ以前の建築設計初期の段階で問題が多く、フラッターだけでなく、位相も悪い部屋になっています。僕らは図面も見ればおおよその音場が想像できますが、普通のオフィスビル等を手がけている建築設計会社では、そこまでは無理というもの。致し方ないところです。
 学校や公共施設のスタジオでは、同様に放置されている例を良く見ます。
 もちろん、これらも「ルーム アコースティック チューニング」で概ね解決します。学内でのスタジオ利用が盛りあがって頂き、いつか次のステップ進められればと思います。

岩﨑 将史(Masafumi Iwasaki)のブログ-モニターポジション モニターの位置もミリ単位で調整

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 音の良い部屋を作るというのは実に楽しい物です。僕は、他の「スタジオ」や個人の「オーディオルーム」の設計や調整の相談もあります。
 あと、フルハウスにスタジオの予約をもらって、東京からわざわざCDを鑑賞しにくるマニアの方もいらっしゃいます(笑)
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そして…

 大学では9月18日にオープンキャンバスというのを行います。そこで、スタジオお披露目イヴェント的な事をします。誰でも参加できる、と思います、多分…。(詳しくは大学のWEBでご確認を)

 楽器演奏系コース志望の方は、楽器をもって、簡単なスタンダードをセッションをして遊びましょう。もちろん初心者の方も誰でも参加できるように即席レッスン付きです。
 音響系コース(音楽ビジネスコース)志望の参加者は僕と一緒に、そのセッションをレコーディングして、CD-Rにしてみます。演奏は無理だけど音響やスタジオ業務に興味のあるかたは、こちらで参加してください。
 在学生や卒業生も飛び入りで遊びにくると思います。皆で楽しい時間をすごしたいと思います。興味のある方は、覗いてみてください↓。

名古屋音楽大学 オープンキャンバスの案内 公式サイト

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