先日、火災保険の営業マンが家にきてくれた。
数日間に二人も
私は今まで、営業マンの話で感動したことはあまりなかったので書こうと思った。
一人目は、爽やかで元気な若い男性だったが、経験が豊富で色々な体験談を話しながら
私が理解しやすいように話してくれた。
話していてとても楽しかったし、「この人なら、この保険を考えてもいいな。」と
思い始めていた。
さらに、そもそも「保険の役割・目指すもの・自分の使命」についても彼は話しだした。
私は、それにすごく感動した。
彼は、「保険は、『一人でも多く、お金がないことで不幸になる人を救うこと』です。
それで僕は、その使命を果たすために(私に)どの保険会社でもいいので
加入してほしいんです。」と言った。
私は、「え自分の会社でなくていいのそのために勧誘にきてるんでしょ」と
尋ねると、彼は、「もちろん、自分の会社に入って欲しいですが、
保険の最終目的を果たせば、僕は自分の使命を果たしたことになるんで、いいんです。
上司には言いませんが。」とにっこり笑って答えた。
その後も色々話して、彼はにこやかに帰って行った。
以前、松下幸之助やディズニーの経営方針の本など自己啓発本・リーダーシップについての本を読み漁ったことがあって、全ての経営者・起業家は必ず「理念」を持っているんだ、と感動したことがあった。
私は、「経営というのは、会社の隅々にまでそれが浸透していなければ
事業は成功しないんだ。」としみじみ思った。
そして、「彼もきっと、自分の仕事に誇りをもつことはできないだろうな」、と感じた。
彼の「真摯な思い」を感じて、何故か「ありがとう」と思う私であった。
その後、二人目の営業マンが来てくれたが、
申し訳ないが何を聞いたか、あまり覚えていない。