乳幼児期の子供は、とにかく可愛い。
動物の赤ちゃんも同じだ。
とても可愛い。
それは、無意識的な本能によって、
自分が生存していくために、親等など守護される存在から
食べ物を与えてもらったり、正常に排泄できたり、安全に確保されるために、
可愛い、愛らしい姿、形になるそうだ。
なるほど。
可愛いと、その子供にかまいたくなる。触りたくなる。ずっと見ていたくなる。
うんうん。そうだな。
虐待を受けた子供たちを、ニュースなどで見ることがある。
その子供たちは、総じて特別に「可愛く、愛らしい」。
私は、「なんでこんな可愛い子供を虐待できるのだろう」、と
疑問を感じることが多かった。
もちろん、親の成育歴に問題があるようだ。
虐待を受ける子供は、生き物の本能として、生き延びるために、
普通よりも更に、「可愛く、愛らしい風貌」に変わっていくそうだ。
ある精神発達学研究者が言っていた。
子供たちは、大人の養育なしには生き延びられないからだそうだ。
私の場合、乳幼児期は可愛がられていたと思う。
「親子の逆転現象は起きていた」ものの、
乳幼児期は可愛がられていたと、話を聞いて思うからだ。
私は、何が「メランコリー親和型性格」にさせたのか。
私はいつから過剰なまでに、「自己犠牲を強いるようになったのか。」
またここに戻ってきてしまった