昨日ふらっと本屋さんに立ち寄って見つけた近藤誠先生の新刊。
「患者よ癌と戦うな」をはじめとして、
現代の医療に警鐘をならす多くの著書で著名な医師。
この新刊、これまで先生がおっしゃっていたことがギュッとつまってるなー、と思い、迷わず購入。
そして、今朝のニュースでの突然の訃報。
あまりにも急なことでビックリしました。
「損得勘定」で動くこの社会で、
敢えて「損」というリスクを取りながら、
がん治療について、
医学会の常識とは真反対の「放置治療」を提唱され、患者さんに寄り添われた姿。
流行り病の💉についても、警鐘をならす、凛としたお姿。
損得抜きの言葉は、読む人の心を動かす力がありました。
この人は、本当に患者さんのためを思ってる。
本物だ、と。
患者さんが自分の納得のいく医師と治療法を選ぶことができる、「セカンドオピニオン」は、近藤先生の著書が話題になった頃から聞かれるようになった言葉のように思います。
感謝と共に、心からご冥福をお祈りします。
ありがとうございました。
私も、「損」を恐れない生き方、したいです。