「ゆるし」には、2種類あるのに気がついた。


「許し」は、許可

休むことを許す(←今の私)
かわいいワンピを着ることを許す
幸せになることを許す。

うん。



「赦し」は、辞書によると、
過失、失敗や罪を責めないこと。

どうもしっくりこないなぁ。


例えば、会社でリストラされた時、
例えば、きついことを言われた時、


相手に悪気はあったのかな。
相手は、どんな気持ちだったんだろう。

で、起こったその事実を
どう解釈するかは、自分次第。


アイツのせいだ、と
恨む、悲しむ、怒りは、当然かも知れない。



感情の嵐が過ぎ去ると、
フッと別の考えが浮かぶ。

もしかして、相手はいっぱいいっぱいだったのかも。
もしかして、相手は悔やんでいるのかも。


それよりも、怨みつらみを持ち続けるのは、
自分が疲れる。


そうこうするうちに
怨みつらみを手放す瞬間が来る。
それが赦し。


「相手を赦す」が、
私の中の日本語として、しっくりこないのは、
なんだか上から目線のような気がするから。

「赦さない」ということは、
一段上から、相手を見ること。
「あなたのせいよ」と、相手を責める。

被害者は加害者よりも、立場が上。
被害者だと、相手より優位に立てる。


そもそも、相手に悪気もなければ罪もないとしたら、
自分が勝手に「怨み」を選んでいるだけ。


だから、
「怨みを手放して、
カッコ悪いけど、
勇気を出して、
相手と同じ場所まで階段を降りていって、
素直になる」


これが、私流の「赦す」。


過去の自分を赦そう。
あのときは、そうするしかなかった。
迷いながらも、そうしてしまった自分。
もう、充分自分を責めたよね(^-^)

そして、もう幸せなっていい。