中学生のころ、私立の中学に電車で通学してた。
 
朝、通勤の時間帯とかさなって、京都に近づくにつれて満員。
 
そんなある日、痴漢にあった。
おじさんに、下車間際にお尻を触られた。
すっごく怖くて、恥ずかしくって、誰にもいえなかった。
 
その日から、毎日痴漢のおじさんにあうようになった。
なんせ、満員電車なものだから、おじさんから離れたところに乗る。
でも、おじさんは、下車際に私に近づく。
 
その攻防は、3ヶ月くらい続いた
 
で、ハタと気づいた。
違う車両に乗ればいい!
で、一緒に通学していた友達に、「ねぇ、車両変えよー」って行ってみたら、
「いいよー」。
あら、簡単。
 
それ以来、痴漢のおじさんにはあってない。
 
 
痴漢にあったときの恥ずかしい気持ち。
 
この恥って、何だろうと辞書で引いてみると、
 
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自分の欠点、過失などを自覚して体裁悪く感じるさま。
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ということは、痴漢にあうのは私のせいだと思ってたってこと???
 
 
その頃の私には、既に
「私はいらない子」「私は嫌われもの」
っていう前提がしっかりとインストールされてた。
 
だから、「私は嫌われものだから、好かれるために、相手の機嫌を取らなければいけない」、を全ての人に対してやってた。
痴漢のおじさんにも😱
 
だから、痴漢のおじさんからも、すぐには逃げられなかった。
 
 
 
自分は、ブスで嫌われものって信じて、
女性としての自分に全く自信を持てないまま成長した私。
 
大人になってからの恋愛で、
私なんか愛されるわけない、って思って、愛されるために必死になって頑張った。
本当は、好きっていってくれてたのに。
愛を受け取る力がなかった。
 
 
マスターコースで、人によって愛情表現は、違うことを教えてもらった。
 
 
自分が欲しい形の愛情以外は、そこに愛があっても見えてなかったな。
 
愛情を感じる感度を高めてみよう。
 
 
中学の頃の私に話しかけた。
怖かったね。
我慢しなくてよかったんだよ。
キミは、可愛い❤
そうやって、私のなかにたいせつな私を戻してあげた。