放射線中間MRI結果(2015年9月2日) | 大切な子供たちへ

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絶対守ってあげたかった子供の笑顔、守り切れなかった。。。。ごめんね。ママも一緒に連れて行ってほしかった。

2015年8月後半~9月2日

 

8月26日からは夏休み明け。

次男坊は、夏休みの宿題、工作、いっぱい抱えて、登校する予定だった自分の小学校には
戻れず、院内学級への転校となりました。
 
この日からは、午前中、院内学級へ登校~リハビリ~放射線治療~お昼、午後、院内学級。
金曜の午後から日曜日の夜まで自宅。
こんなスケジュールで退院まで行きます。
 
週末の外泊は映画見に行ったり、居酒屋行ったり、可能な限り自由に過ごしました。
 
そして、放射線治療中盤の9月2日、MRI結果と、これから治療方針の説明がありました。
 
もし中間のMRIで効果がなければ(脳へのダメージを考えて)それ以上の放射線治療はやめて別の治療にするかもしれない、たしかそんな説明を当初受けていたと思います。
 
もし、テモダールも放射線もきいてなかったら・・・・・その他の治療?何があるんだろう?
テモダール&放射線、神経膠芽腫にはもっとも効果的と言われる治療の効果が見られなかったとき、絶望しか残されていないんだろうか?
そんなことを思いながら祈るような気持ちで入った面接室。
 
普段、笑顔の少ないS先生、MRIの画像を見せながら嬉しそうに、「思ったより、治療の効果があったようで、腫瘍が小さくなって、たぶん運動神経から離れてきてる感じです。」
「うまくいけばこの部分(腫瘍の残った部分)綺麗にとれるかもしれないです。」
MRIの画像を見せてもらっても、たしかに残った部分が小さくまとまってきてました。
そして、私たちが考えてなかったことが・・・・・
 
「せっかくここまで腫瘍が小さくなってきたので、S教授(執刀医)とも相談しましだが、2回目の手術は神奈川県のK大学のK教授に執刀してもらおうかと思って、ご両親が良ければ話を進めたいと思っていますが。」
それまで、2回目の手術も当然地元で受けるものと思っていて、県外に行くとは想像してませんでした。
ただ、過疎化の進んだ地域の地元では圧倒的に小児脳腫瘍の症例が少ないらしく、主治医のS先生も「小児脳腫瘍にはここの病院では弱いところもあるし、設備の整った病院の方がいいと思います。」との言葉を受けて、まだ一回も行ったことのない神奈川県行きを決めました。
 
少しでも希望があるのなら、全然知らない土地でも、どこでも行きます。。。。。。