第1回須野マルシェ with おはらからいまつり in くまの川王国 | マサーヤンのブログ

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先月の終わりのことですが、「木削り」マスターの滝本ヨウさんが、わが家に遊びに来て下さいました。
「木削り」?とは、最初にこういう形を作ろうとイメージして木を彫っていくいわゆる木彫りとは違い、最初に何かを作ろうということは全く考えず、人間が主体ではなくあくまでも木が主体であり、木がこういう形になりたいという形に、人間が木を削っていくというものです。

この「木削り」というものを世界でたった一人だけ、20年ぐらい前から日本各地や海外でワークショップを通じて提唱されているのが、木削りマスターの滝本ヨウさんです。
先日書いたブログ記事の自然農の「人間が主体ではなく、あくまでも自然が主体である」というスピリッツにも通じる気がします。

〈滝本ヨウさんプロフィール〉
1949年和歌山県生まれ。横浜及びロスアンゼルス在住。18歳でカリフォルニアに移住。南カリフォルニア大(USC)卒業後、東京で22年間都市計画業務に関わる。
1998年<ふるさと工房HOME>を設立。
木削り教室を、日本及びアメリカで開催しながら、広い視野で地域生活圏をベースにしたふるさとづくりを推進中。


滝本ヨウさん、あの人気ブログ「天下泰平」の滝沢さんとも親交があり、滝沢さんのブログにもヨウさんの木削り教室を体験された時の記事があります。→こちら
ちなみに自分、一昨年の年末、リヤカーで旅をしていた時、京都市内の路上で、滝沢さんと、そして、うさと服のさとううさぶろうさんと、ばったりとお逢いさせていただき、少しお話しさせてもらったことがあります。→こちら

滝本ヨウさんは、うさぶろうさんとも以前から親交があるようで、木削りで作った木を、うさと服に使うボタンとして提供されているということもお伺いしました。

それから、これもリヤカー旅の時に北海道の帯広でライブをやらせてもらったり、大変お世話になった「とかるね」さんでも、昨年の秋に、木削り教室を開催されたそうです。
リヤカー旅のその時の記事は→こちら

いや~、ほんとに、ありがたいことに、人のご縁というか、人と人はほんとに繋がっているのだなあ…とあらためて、感謝感謝であります。m(_ _)m



そして先日、ヨウさんと一緒に人生で初めて「木削り」というものを体験させていただきました。
実際にやってみると最初に想像していたものの数十倍も面白くて、思わず夢中になってしまい、そして気づきというか、単なる木を削っただけでは終わらない、セラピー?を受けた後のような内面的な気づきや変化のようなものが得られました。
木の気持ちになって木がなりたい形に削っていくのですが、最初はこれがなかなか難しくて、どうしてもこういう形にしてやろうという人間のエゴみたいなものが外せなくて(笑)、でもやっていくうちに、だんだんと木がこういう形にして欲しいという気持ちがなんとなく分かってきて、そして出来上ったものは、全く最初に想像してなかった、その木の持っている一番のチャームポイント(木目とか曲線美とか)が全面に出る形の木に仕上りました。
その削り終わった木が、まるで自分自身のように思えて、愛おしくてしかたなくなりました(笑)

そして最後に参加者全員で、出来上ったお互いの木を見て褒め合うのですが、回りの人から、いいねーそれ最高やね、と褒められるとまるで、自分自身が褒められているかのように、とても嬉しくなるのです。
そもそも木削りには、これが正解という形が最初からないので、どんなものに仕上がろうとも、それはすべてが正解です。
現代教育を受け育ってきた僕らの固定観念(一つの正解を目指してみながその正解のために努力する)をよい意味で壊してくれます。

そもそも自然界というものは、金子みすずの詩ではないですが「みんな違ってみんないい」のはずなのですが、学校に行っても社会に出ても、一つの正解をみなが目指しそこから外れると落第生、落ちこぼれという烙印をおされ、俺は駄目なんだ私は駄目なんだ…と、自信をなくしてしまいがちの世界で僕達は生きていますが、そんなことはないんだよ、もともとすべてはそのままで正解、あなたのままで素晴らしい、そんなことをこの木削りを通じて、あらためて教えてもらった気がしました。

そして、個人的に感じたことですが、この削っている目の前の木は、自然そのもののであり、人間の思惑によりこの自然を思うがままにしてやろうという人間自身のエゴに気づいたというか、これは今の社会全体、地球全体でも言えることかもしれませんが、そうではなく、自然の中で人間は生かさせてもらっているという、自然にたいする畏敬の念、感謝の念を忘れてはいけない…、そんなこともこの木削りを通じて、あらためて思い出させてもらったように感じました。

ヨウさんがおっしゃっていましたが、人間が中心でなくあくまでも自然が主体である、そんな縄文人のスピリットを、この木削り教室を通じて、現代人にも感じて欲しい思い出して欲しい、そんな思いもあり、長年この木削り教室をやっておられるのかな、とも思いました。
それから、人間の思惑でやることを「はかりごと」、自然(おおいなる宇宙の意思)がやることを「はからいごと」ですとおっしゃっていました。

今の社会はどこもかしこも人間の「はかりごと」によって動いていますが、そろそろ縄文人の持っていた、見えないもの、自然の声を聞く「はからいごと」を少しずつやっていきましょう…、そんなメッセージも、ヨウさんとこの木削り教室を通じて感じました。

とにかく、この木削り、、話に聞くだけでなく、機会があれば実際にやってみるということを、ぜひぜひオススメします!

ということで、その滝本ヨウさんが主体となり、この3月の末から、生まれ故郷のここ熊野で、現在、三重、和歌山、奈良と三県で分断されてしまった熊野を、行政の境で分かれるのでなく、本来の熊野地域として繋がり、個人参加型のふるさとづくりの一環として、くまの川王国いいはからいことプロジェクトを始められます。

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くまの川王国・いいはからいごとプロジェクト
くまの地域は、現在3つの県(和歌山県東部・三重県南部・奈良県南端部)に分断されています。
今回のプロジェクトは、行政界を超えた本来のくまの地域(くまの川を中心軸とした生活圏全体)で、個人参加型のふるさとづくりをめざします。
 水の国日本の美しい自然環境を取り戻し、子どもたちから老人まで、みんなが活き活きと笑顔で暮らせる生活文化圏をつくりませんか。
黒潮の流れる<海>と照葉樹林の育つ<山・森>、そしてそれらを繋ぐふるさとの<川>による水の循環システムを復元し、人間だけの為のはかりごとではなく、全ての生きものや自然の為に「いいはからいごと」をしたいです。

 くまのには、日本人の先祖である縄文人(びと)が大切にしてきた自然崇拝の場が沢山あります。経済優先型の都市生活の行きづまりが目立ち、自然と賢明につきあう山村(田舎)復活の契機が来ているようにも感じます。あなた個人の得意技を活かし、くまのの自然や子どもたちに、あなたの素敵な思いを繋げませんか。
 「はからいごと」は、いい「気」を発信します。
くまのの地から、ふるさとづくりのいいはからいごとを伝染させたいです。
 今(2015年春)このプロジェクトの参加者は、くまの内外で110名を超えました。高校生から80才のお年寄りまで、いろんな方たちが個人的に参加してくれています。
 このプロジェクトには、組織的な規制はありません。自分のためのはかりごとではなく、ふるさとくまのが元気になるようなはからいごとをしたいです。

くまの川王国・いいはからいごとプロジェクト担当 滝本ヨウ

<facebookイベントページ>
https://www.facebook.com/events/1006861852665723/
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そして、このプロジェクトに賛同させてもらった木花堂でも、木削り教室を開催していただくことになり、それに合わせて、以前からやりたいといっていた、手作りマーケット、マルシェを、須野マルシェと銘打って思い切ってこの人口五人の限界集落の須野町でも開催することにしました!以下、その告知をさせて下さい↓





【第1回須野マルシェ with おはらからいまつり in くまの川王国】

2015年3月29日(日)11:00~17:00
場所:三重県熊野市須野町旧小学校校庭にて
※須野区営駐車場がありますが、あまり広くないのでお誘いあわせの上相乗りなどで来ていただけると助かります。
※雨天の場合、須野集会所で開催。荒天中止の場合は、当日に木花堂ブログに掲載します。
内容:木けずり教室/インド絵巻物紙芝居/フード&ドリンク/フリーマーケット/弾き語り音楽ライブ

●木けずり教室 by 滝本ヨウさん●
 
時間:13:30~16:30
料金:2,000円(中学生以下は1,000円)
定員:10名まで
申込:木花堂まで(TEL 0597-70-4068またはメール konohanado@gmail.com ←アットマークを半角にして送信んしてください。)
※当日空席があれば、当日参加もOKです。
「木削り」は「木彫り」とはまったくちがいます。何をつくるか、どんなカタチにするかは、一切決めません。木削りは、まわりに合わせるのではなく、自然を意識しながら、本当の自分に還る時間。何も考えないで、ただ無心に木と触れ合う心地よさを体感して下さい。子供たちの参加も大歓迎です!

木花堂が体験した「木削り」の様子、感想は木花堂のブログをどうぞ!
●インド絵巻物の紙芝居 by 東野ケンイチさん●
←写真(現代人形劇センターHPより
時間:一回目12:30~ 二回目15:00~
料金:投げ銭
申込:不要
なんでもありの参加型紙芝居で日本及び世界を旅する、画家の東野さん。インドでポトゥア(絵巻物師)を学び、オリジナルの絵で全身全霊を込めた語りかけに、大人も子どもも夢中になります!


●フード&ドリンク/フリーマーケット/弾き語り音楽ライブ●
現時点で決まっている出店者リストです。(予定)
もし増えたら更新いたします。
◎創作レストラン「日和」さん(from 御浜町) …フード・ドリンク・スィーツ
◎クレイと香りのお店「佑天(うゆんて)」(from 御浜町尾呂志)…お香作りワークショップ
◎手紬ぎ帽子屋「NATS.h.w」(from 本宮)…手紬や草木染の毛糸・麻やシルクで手編みした帽子や小物
◎イラストアーティスト「杉本麻絵」さん…似顔絵コーナー
◎「Ponのタイ古式マッサージ」さん…タイ古式マッサージ/トークセン(プチ体験)、ヘナタトゥー(ワンポイント)

◎ココロとカラダにやさしいおやつ(from 御浜町)

◎「アンティヤスコ」さん(from 新宮) …新宮で人気のスィーツ・雑貨屋さん。

◎じゅんかんマーケット(usedの衣服や生活雑貨)
◎木花堂(from 須野) …コーヒー・お茶販売・メイドイン熊野の雑貨


弾き語り音楽ライブ
◎永井宏典(ギター弾き語り)

飛び入りOK、マイクなど機器は一切ありませんが…鳴り物が多少あるかも?




 須野には、昔の小学校分校跡があり、校舎も雨漏りもせず残っています。でも天井が落ちたり、壁がはがれたり、中は未整理で数十年が経過しているので、須野区長さん夫妻はこれをいつか修復して、さまざまなイベントや人が集まれる場所として活用したいとおっしゃっていて、私たちも同じ想いです。校舎を修復するのはまだですが、それが実現するまではその校庭を会場に、開催することにしました~ といっても駐車場もあまり広くないですし、小さな校庭だけが会場なので、出店・来場客ともにキャパシティーには限りがあり、小さな小さなマルシェになると思いますが、【箱庭の町 須野】らしく、ご縁のある方とユルく長くつながっていけるようなプチマルシェになったらいいなぁと考えています。


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