柳川ひな祭り さげもんめぐり① | OH!江戸パパ

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隠された史実にズームイン!歴史ハンター「大江戸おやG!」のブログです。

 

本日は水の都、柳川よりまち歩きのご紹介です。川沿いのウォーキングはマイナスイオンたっぷりで、ところどころに観光スポットもあります。

 

西鉄柳川駅を起点として「御花前」までバスで移動し、まち歩きをスタートしました。どしゃぶりの為、短縮コースです。

 

柳川駅→御花→沖端さげもんパーク→

北原白秋生家→旧戸島家住宅→十時邸

→日吉神社→柳川駅

 

 

西鉄柳川駅の観光案内所の横にイベントスペースがあり、さっそくひな祭りさげもんが展示されていました。ボランティアガイドの方々が説明してくださり、更には手作りの川下りをモチーフにしたさげもんをプレゼントしてもらいました。

 

雨はどしゃぶりになり、バス待ち時間が40分以上もあり、駅前の「からたちスペース」というカフェ兼特産品のあるお店で雨宿りしました。柳川市地域おこし協力隊が運営していて、柳川サンドと柳川ホットドックを頼みました。飲み物はアンケートに答えると100円になりました。とてもおいしかったのですが残念ながら3月まで期間限定のお店のようです。

 

 
どしゃぶりでも川下りは雨ガッパを着て決行されますが、さすがにお客さんは少ないようです。まるで江戸時代の歌川広重の浮世絵のようです。川が増水したら橋の下はくぐれるのでしょうか?写真左上の階段にお雛様のパネルが飾ってありました。
 
 

御花を入口から見たところです。柳川藩主立花邸御花は1738年に5代藩主、立花貞俶(さだよし)が家族と過す住まいとして建てられました。松濤園や大広間、西洋館は1910年に14代立花寛治(ともはる)により建てられました。

 

 
イーグルスのホテル・カリフォルニアが聞こえてきそうな西洋館です。エリック・クラプトンのオーシャンブルーバードのジャケットデザインにも似ています。手前の蘇鉄は樹齢400年で年に4cm程度しか伸びない成長の遅い植物です。スマホはシャッターをきると多少はブレるので、肘を柱とかに寄りかかり動かないようにするか、時間があればセルフタイマーを使えばシャッターを押すときのブレが無くなります。
 
 
御花・松濤園・歴史資料館合わせて見学料は1000円です。さげもんもやっています。
 
 
 
さげもんは柳川に古くから伝わる吊るし飾りのひとつで子どもの健やかな成長と一生の幸せを祈り飾れます。
 
このさげもんには法則があります。七本の下げた糸に七個の縁起物の飾り物をつけ、真ん中には二個のまりを取り付けます。
 
49個の飾り物は四十苦労しないよう、二個足したまりは五十より長生きできるよう
足して五十一個にします。
 
 
 

這い人形ははいはいをするようになった子どもの成長を願います。

 

 
さて次は旧戸島邸に行きました。福岡市内には武家屋敷が残っていませんが、こちらは江戸後期に建てられました。中老の隠居後の住処として建てられ後に藩主に茶室として献上されました。
 
 
武家屋敷とは言っても戦時下に備えるような造りでは無く、屋内は簡素な造りで、文人趣味の意匠が随所に見られます。庭園と合わせ文化レベルの高さが伺われます。冬は寒そうですが夏は開け放したら気持ちが良さそうです。
 
 
 
かわいらしい這い人形
 
 
ロウバイも見頃でした。
 
 
沖端さげもんパーク、ここはかならずよってほしい観光スポットです。さげもんをバックに記念撮影しましょう。
 
 
屋外にも飾ってあり、大きなのぼり旗と合わせ迫力満点でした。長椅子もありここでおにぎりを食べながら、のんびり身ました。またセルフシャッターがきれる台もありました。
 
 
今回はここまでで②に続きます。見てね。