下駄を完成させ温泉に入り
もう1泊(^o^)郡上泊まりに
なります
ゆっくり寝たので
朝6時から行動開始です
12のトンネル12の鉄橋
ガッタンゴットン
清流を眺めながら単線を
走る路線があります
長良川鉄道
十駅十色
23の駅のほとんどが
何もないローカル線の駅
ホームから眺める田園や
山々は景色として絶景で
なくとも自然の風景と一体
となった楽しさがあります
今では非電化路線や第三
セクターでしか味わえない
ディーゼルの音そして油の
匂い
のんびり ゆったり
今日も終着駅に向けて人々
の喜怒哀楽を乗せて走ります
岐阜県の高山線の太多線が
接する美濃太田駅から
長良川の上流の北濃駅へと
南北に貫く72.1kmの鉄道
会社です
幻に終わった夢があります
国鉄時代に岐阜県と福井県
を繋ぐ予定がありました
岐阜県側の最北駅
旧越美南線福井県からの
線路はやってこないまま
終わってしまった
旧国鉄の駅 北濃駅です
長良川鉄道下りの終点で
岐阜県の北部で標高446m
に位置してます
かつて旧国鉄に岐阜から
福井へと本州を縦断する
路線の計画がありました
大正から昭和にかけて岐阜
と福井両側から工事が開始
され完成した部分が先行
開業されました
岐阜側の越美南線そして
福井側の越美北線です
しかし昭和55年に中間の
十数キロを残して越美線の
計画は中止となりました
その北濃駅のホームのすぐ
脇には転車台が残って
います
国鉄時代に蒸気機関車を
来た線路に前向きになる
ように手押しで180度向き
を変える装置です
明治35年にアメリカから
輸入し岐阜駅で使用されて
いたものが昭和9年に
北濃駅へと移設されたもの
とのことです
駅の北側に少しだけ線路が
ありますが途切れています
この線路を眺めていると
その壮大な計画の跡が感じ
られ夢と現実が交差した
歴史の生き証人です
北濃から福井県の越美北線
と繋がっていたらどんな
路線だったのでしょう?
ものすごい秘境駅とか
いくつかあったのかもです
北に行ったり南に行ったり
郡上八幡まで戻りました
郡上八幡駅は昭和4年開業
長良川鉄道の中核駅です
ホームは駅舎に面した上り
1番線と1面2線の島式の
2番と3番線を組み合わせた
造りで両ホームは跨線橋で
連絡しています
3番線と構内の側線だった
旧貨物専用線は今は観光
列車の待機とかでしか使わ
れることはありません
下り2番〜3番ホームには
木造の上屋と待合室があり
駅舎は開業当時のもので
木造平屋の駅舎に木造の
跨線橋と国鉄時代のなごり
を色濃く残している全国
でも数少なくなった駅の
一つでもあります
菱葺き屋根にドーマと
呼ばれる三角屋根
袴腰の意匠など大正時代
から昭和の初めにかけての
建築デザインも復元されて
駅舎全体が国の有形登録
文化財の指定を受けていま
す
そして今回の目的はコレ
長良川鉄道に新型車両が
投入されました
国鉄カラーをした新型車両
で車両は今風の車両ですが
昭和時代へタイムスリップ
しようと呼びかけクラウド
ファンディングで始まり
ました
国鉄の越美南線時代に運行
していた急行おくみの号を
再現した車両です
現在の長良川鉄道
【越美南線】を走っていた
急行おくみの号は昭和41年
名古屋〜岐阜〜美濃太田〜
北濃間の急行として運行
していました
美濃太田からの高山線内は
当初の急行ひだ現在は特急
になっています
後に急行のりくらに併結し
走っていましたが昭和57年
に運行終了となりました
長良川鉄道の前身となる
国鉄越美南線で走っていた
急行おくみの号を再現
しようと急行色をまとって
登場させました
国鉄時代のキハに乗ってる
年齢なので正直 無茶苦茶
違和感があります
キハ58と言う昔の車両を
イメージしたカラーリング
の新車
こちらの右側が国鉄時代に
おくみの号として使われて
いた同型キハ58になります
こちらが復活させた
長良川鉄道の新車
ナガラ600型 601号です
同車を使った新観光列車
急行おくみのはクリーム色
のボディーに朱色の帯が
入った外観が特徴で国鉄
キハ58風のデザインを取り
入れた新型車両です
導入運行した車内は
ロングシートとなっていて
え?ボックスシートでは
ないの?
抹茶なら当時のキハと同じ
形状のシートで走らすなぁ
車端部をはじめとして木目
の壁面が多く落ち着い
た雰囲気です
昭和の雰囲気をイメージ
したということで昨今の
レトロブームの流れもあり
沿線の緑にもマッチして
ましたが(-""-;)
やはり昭和レトロ 国鉄
時代のおくみの
そして新観光列車と言う
キーワードを使うなら
シートは垂直ボックス席
前面上の黒も下もクリーム
窓の形状?変えれば良いん
ですよ
ライトも上部2灯
連結部のホロを取り付け
と徹底してほしかったです
後 付け加えるとしたら
昔ながらの駅弁ですかね
鮎めし 丸いじゃがいもの
煮立てたやつ 鶏ちゃんを
入れての長良川弁当
お茶は昔ながらの茶瓶の形
をした蓋がコップのお茶
茶葉も郡上で採れますやん
軽食には鶏ちゃんバーガー
ドリンクは郡上サイダー
これが又美味しいんですよ
辛口になりましたが日々
色々な知恵を出しあい
挑戦している長良川鉄道
さんには郡上を第二次の
故郷と思って春夏秋冬
通う抹茶にとりましては
全身全霊で応援したいと
頑張れ長良川鉄道
つづく