井上園子&松尾嘉代さんとともに -6ページ目

パパと呼ばないで(第8話その1)

いきなりですが、松尾嘉代さんのTBS時代の作品(昭和40年代前半/「日曜劇場(→自分がよく見るようになったのは昭和40年代後半ですので、松尾さんの作品はほとんど記憶にありません。とても残念です😞)」など)にも秀作が多いです。「パパと呼ばないで」の演技につながるところもあるようです。DVD化されると、すごく嬉しいのですが…🐧(同時代の任侠映画などは、けっこうDVD化されています❗ここでも、難しい役どころをしっかり演じておられます🎥)では、第8話(→カモメがとりもつ縁かいな?/今回から「回」ではなく「話」とします。その方がピタッとくる気がして😊今までのものは、そのままにさせていただきます。素人なので、こういうことがよく起こると思います。おゆるしください🙇)です。第7話の続編となり、脚本も向田邦子さんです。右京の失恋シリーズPARTⅡですが、今回は自分から諦めるのではなく、相手に婚約者がいるという設定です。ドラマをよく見ていると、幼稚園の大町先生は第7回で婚約者がいるらしきニアンスのことを言っていますが(右京が、先生が独身かを確かめるシーンで)のぼせてしまっている右京の耳には届いていません😊大町先生を演じる望月真理子さんは、闘病生活を経て20年ほど前に若くして亡くなりましたが、この頃はドラマによく出演されていました(「雑居時代」にも出演/時代劇にもよく出ておられました🌴)火野正平さんとの関係も、けっこう有名かと🍵今回は、治子が千春を「利用」して積極的にアプローチしはじめる回でもあります。いつも同様、もちろん見所満載❗石立さんの演技が際立ちます👏(冒頭の食卓のシーン/「カモメの水兵さん」を大町先生に教えてもらうシーン/千春と焼き芋を食べるところ/北海道土産を持って帰るシーン[ユーモアたっぷり😁]/会社で大町先生からの電話☎をうける場面/失恋して帰宅するところ などなど)もちろん松尾さんの園子の演技もすばらしいのですが、それはまた改めて。また、杉田かおるさんの千春の演技もさすがです。ラストの右京と会話はもちろん秀逸ですが、細かいところまでしっかり演じておられます(後半の右京の北海道土産の蟹を不思議そうに見ているシーンなど。ぜひ注目してください😸)そして、やはり大坂志郎さんの精太郎も絶品。右京との「カモメの水兵さん」の練習は、爆笑ものです😁最初は「鈍い」のですが、右京の気持ちに気づいてからは、最大限の支援をします(まだこの段階では、園子の相手とは考えていないです❗)右京も精太郎のバックアップに期待しているところも、またおもしろいです🤣結末は、途中で何となく予想がつくのですが、わかっていても引き込まれます。脚本の妙でしょうか❓では、次回はこの回の園子さんについてです。こちらも見所たっぷり😸日曜日には、アップしたいと思っています💙

パパと呼ばないで(第7回その2/園子について)

高校野球も、大社高校の活躍で盛り上がりました⚾(父が、島根の浜田高校の出身なので、島根県勢で公立高校が出場したときには、いつも応援しています💪)いよいよ、あと3試合を残すのみですね。さて今回は、第7回の園子さんについて。当面は、「パパと呼ばないで」を追いかけていくつもりです😊同じようなパターンになるかと思いますが、おゆるしください🙇松尾嘉代さんは、美しいことは言うまでもないのですが、いろいろな役柄がこなせて、しかも細かいところで表情豊かにしっかり演じられるところがすばらしいです(目の動きやまばたき/背景に映り込んでいるときの表情など/細部まで見て頂くとよくわかります😊)このドラマでは、園子を生き生きと演じられている気がして、もっとこういう役柄の松尾さんを見たかったなと思います(園子役を松尾さんにオファーした方[プロデューサー?]は、すごく見る目のあった方です❗)今回も、園子の出演シーンはすごく多いわけではないですが、見所はいっぱいあります🍵冒頭の和子と顔を見合わせての「30年もこれやってんだから」の口調、松尾さんらしくて好きです💓右京が帰宅してからの仕草や(買ってきた本をめくる仕草など)はとてもかわいいです💕精太郎・時枝・右京との「赤ちゃん…」をめぐる会話のシーンでは、自分の台詞の時の演技はもちろん、ほかの人の台詞のときや台詞のないところでの演技がすばらしいです👏自然にその場の雰囲気を作っておられます。「そんなこと覚えてるわけないでしょ」の時の笑顔は最高💚精太郎の「割れ目ちゃん」発言に対するリアクション(表情・台詞とも)は、見逃せません。中盤で、幼稚園から帰る右京・千春とぶつかるシーンでの表情の豊かさも注目😸3人で美容院へ向かうシーンは、ほほえましくてお似合いです。結末を知ってから繰り返して見たときは、「将来像」だなと思いました。ちなみに、「話、うまくいったの?」と問うところの表情は、のちの2時間ドラマでよく見る表情に近いです🌴美容院での妊婦さんの出産をめぐるシーンは、とてもユーモラスでおもしろい🤣表情も魅力的です😁右京に呼ばれて奥から出てくる時の表情/「キャッ困る(→とてもかわいい💕)」/119番を110番と言い間違える(→このドラマでは、右京がそそっかしくて園子はどちらかというとしっかりしているのですが、たまにこういうことがあります/第27話のお医者さんへの電話のかけ間違い・第39話の管理人のおばさんを右京と思い込んで飛びつくところ など)」/「(右京が妊婦さんと一緒に救急車に乗って行ってしまうところでの)乗ってっちゃった(→表情も注目!)」など見逃せません😽石立さんの演技をしっかりと受け止めて、巧みに返されるすばらしい演技力については、前回に記しました❗ラストの、右京の姉が生前に千春のために頼んでいた洋服が届いたシーンは、この回の大きな見せ場なのですが、千春への気持ちがあふれている園子の表情はさすがです(向田邦子さんの脚本にも、もちろんしっかり対応されています👏)では、次回は第8回についてです。明後日、木曜日にはアップしたいなと思っています💙

パパと呼ばないで(第7回その1)

相変わらず暑い日が続きます💦夏バテをしないようにしないと🌞では、第7回(→性教育騒動!)について。第3・4回に次いで、向田邦子さんの脚本です(ちなみに第8回も同じです。)いわゆる「石立ドラマ」で、向田さんが脚本を書かれているのは「パパと呼ばないで」だけで、そのことがこのドラマに他の「石立ドラマ」にない魅力を付け加えていると思います。向田さんの脚本については、自分などが述べるまでもなく、「人情」やひとの気持ちの機微がしっかり描かれていて、すごく見応えのある作品が多いです😊もちろん、ユーモアもしっかり含まれています🤣この回は、性教育と出産に絡めて、右京が幼稚園の大町先生(演じておられる望月真理子さんについては、第8回で少しふれる予定です)を「狙う」回となります(第8回へ続きます🍵)はじまりは、千春の右京への「赤ちゃんはどこから生まれるの?」の質問ですが、この設定は見る側にとっては意外で新鮮です😸相変わらず治子はねちっこくてイヤな感じですが、今回は園子の邪魔をしないだけましです。幼稚園での右京は必見❗石立さんの演技が光ります。幼稚園帰りの右京と千春を園子が美容院へ誘うところは、何となく「雪解けムード」を感じて、あたたかい気持ちになります💙美容院での、妊婦さんを巡る右京と園子の会話や仕草・表情は必見❗テンポが良いし、すごくおもしろいです🤣もちろん、石立さんの演技はすごいのですが、それをしっかりと受けて一歩も引けを取らない松尾さんもすばらしいです👏(漫才ではないですが、受け手が上手くないと石立さんの演技も空回りしてしまいますから❗)もちろん、最大の見所は、ラスト近くの亡くなった右京の姉さんが生前に千春のために注文していた洋服が届くシーンです。まさに向田ワールド全開です🐧そして、そのまま終わるのではなく、ラストの千春の右京への質問がおもしろくて、ほっとして見終わることができます。あと、細かなことですが、都電(これもとても懐かしいですが…)での右京と車掌さんの会話や会社での公衆電話のシーンは、まさに石立さんの真骨頂です。リモコンのない📺も懐かしいです(子どもの頃、CMの間などによくチャンネルの早回しをして、叱られました😊)内田役の江守徹さんは、やはり上手いです。書店での右京との会話などは、絶品。ただ、会社での幼稚園の先生一般についての会話(「放言」?)は、今ならNG間違いなしですね😁(ぜひ、確認してみてください❗)では、次回はこの回の園子さんについて。もちろん、こちらも見所満載です💚火曜日にはアップする予定です🌴