ダイエットと糖尿病と炭酸飲料・コーヒー・紅茶について | 東京・横浜物語

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西麻布に生まれ育ち、現在は横浜に居住する筆者が、
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「ダイエットと糖尿病と炭酸飲料・コーヒー・紅茶について」

 

結論:凄まじい量の砂糖を常に意識すべし

 

まだ20代の頃、当時の職場の近くにコンビニが出来て盛んに利用していました。

 

特に美味しいと思っていたのが、

ビタミン入りのフルーツ飲料でした。

 

身体にいい、みたいな宣伝文句があり、

毎日のように飲んでいました。

 

特に夏場は汗っかきなのもあり、

数本は飲んでいました。

 

そんなある日、背中に湿疹が出来てしまい、

皮膚科で診てもらったところ、

どうやら糖分の摂り過ぎが原因だと分かり、

それ以降、甘い炭酸飲料などは控えるようになりました。

 

しかし年月が過ぎると忘れてしまい、

15年くらい前から今度は飲酒と大食いが始まり、

そうして3年半ほど前に倒れるまで続いたのであります。

 

もちろん酒だけでなく炭酸飲料やコーヒー紅茶などの市販品も沢山飲んでいました。

 

健康に関心のある層は決して口にしない市販の炭酸飲料やコーヒー紅茶。

 

反対に健康に関心のない層はやたらと口にする市販の炭酸飲料やコーヒー紅茶。

 

さらに関心がない層はこれに酒を追加する訳です。

 

もっと言うと当時の私はアイスクリームやチョコレート、ケーキなども普通に食べていました。

 

それでも20代の頃の私は、当然若さ故に基礎代謝も高く、

糖尿病は回避出来ました。

 

しかし15年ほど前から始まった酒と炭酸飲料と大食いの日々は、

老いてからですので当然糖尿病の危機を迎えたのであります。

 

改めて炭酸飲料の糖分をチェックしてみますと。

 

一番有名なコカ・コーラで考えますと、

コカ・コーラジャパンで公式に発表している数値は、

100mlあたり11.3gです。

 

念のため、これがコカ・コーラ ゼロだと0gになりますが。

 

しかし大抵の人は普通のコカ・コーラを好むと思いますので、

通常タイプのコーラを飲んだ場合、

どうなるのか?を考えてみます。

 

100mlあたり11.3gですから、

500mlのコーラを飲んだ場合56.5gの糖質を摂取した事になります。

 

では56.5gって一体どれくらい何でしょうか???

 

これ、角砂糖に換算すると17個分になります。

 

つまり暑い日に自動販売機でコーラ500mlをガブガブ飲むと、

17個分の角砂糖を一気飲みしたのと同じ計算になる訳です。

 

ちなみにペプシになると600mlになりますので、

糖質は何と69.6gとなり、これは角砂糖21個分に相当します。

 

普通、甘い物が好きな人でもコーヒーに角砂糖を3個も入れたら入れ過ぎだと言われるはずです。

 

しかし500mlのコーラで17個分、ペプシだと21個分。

 

身体がどうかならない方がおかしいと思うべきでありましょう。

 

と言うよりも、これは非常に危険な合法的薬物と言った方がいいと思います。

 

麻薬は厳しく取り締まられていますが、

何故か健康を激しく害する炭酸飲料は放置状態。

 

はっきり言ってしまうと、

「常軌を逸した砂糖の入れ方」です。

 

せめてコーラを飲むなら「ゼロ」タイプにしないと危険極まりないかと。

 

これは巧妙な広告のせいだと強く感じています。

 

先ず、発表する時に「100mlあたり11.3g」と表現しています。

 

するとコレは角砂糖に換算すると3.5個くらいなので、

まあまあ甘党なら仕方ないよなレベルになります。

 

と言うよりも、そもそも11.3gと言われても健康に関心のある層でもピンと来ません。

 

まして健康に関心のない層だと何それ?状態かと。

 

しかし最近は500mlで売られていますから×5になる訳です。

 

ちなみに本日は故あってランチはコンビニのパンとコーヒーになりました。

 

コーヒーの表示を見ますと、これまた巧みに糖質・糖分と言う表記はありません。

 

その代わり「100mlあたり炭水化物5.7g」と書いてあります。

 

量は450mlですので×4.5にしますと、

何と私は25.65gの糖分=炭水化物を摂取していた事になります。

 

これは角砂糖だと7個くらいの量になる訳です。

 

昼食にコンビニでコーヒーを買って飲むと角砂糖7個分。

 

とんでもない量の砂糖を摂取してしまいました。

 

メーカー側は一応キチンと発表してくれていますが、

やはりどうしても隠したい心理があるため、

100mlあたり〇g、とか、糖質ではなく炭水化物、などと言うような表現を使って、

分かり難い仕掛けがされています。

 

また、CMでは有名な美形タレントを多用し、

如何にも楽しそうな演出をして来ます。

 

私達がこれらを飲む時は、

そのような雰囲気ではなく「糖質を何g摂取するのか?」だけに焦点を絞り、

きちんと取捨選択する必要があります。

 

これをやらないで安易に美味しいからと摂取し続けていると、

3年半前の私のような目に遭う訳です。

 

ちなみに今の私は逆に時折炭酸飲料もコーヒー紅茶も市販品を敢えて飲む時があります。

 

それは夏場の超長距離ランニングの時です。

 

この前の土曜日にはフルマラソンを走っていました。

 

暑い日だったので持って行った自製の糖分ゼロの飲料水1リットルでは足りず、

ポカリスエットなどを追加して飲んでいました。

 

紅茶なども700ml飲んでいます。

 

かなりな糖分を摂取していましたが、

もちろんフルマラソン中ですから、

消費されるカロリーは2500~3500kcalです。

 

この程度の糖分摂取ではビクともしないどころか、

摂取しないとハンガーノックを起こして倒れてしまいます。

 

だからもちろん意図的に摂取していた、となる訳です。

 

炭酸飲料などは激しいスポーツをする人には救世主のような存在ですが、

スポーツをしない人には悪魔になります。

 

いや、悪魔と言うよりは本当の死神と思った方がいいでしょう。

 

終わり

 

余談:大切な事なので機会ある毎に書きます。

ストロング缶とか缶チューハイの名で親しまれているお酒です。

あの缶には非常に厄介な事に「糖類ゼロ」「プリン体ゼロ」と言う表示が書いてあります。

この糖類ゼロと言う表示が大変クセモノなのであります。

健康に関心のない人は間違いなくこう思っています。

かつての私がそうでしたから。

糖分がゼロなんだろうな、と。

違うのであります。

おそらくメーカーの言い分としては糖「類」がゼロなのであって、

嘘などついていない!!となるのでしょうが。

しっかりとメーカーのサイトで確認すると、

これまた100mlあたり52kcalと分かり難い表記で書いてあります。

そこで500mlですから×5にしますと260kcalになります。

これ、板チョコ1枚に匹敵します。

つまり健康に関心のない人はストロング缶を飲んでいれば糖分は大丈夫と思い込んでいますでしょうが、

どっこい1本飲む度に板チョコ1枚分のカロリーを摂取しているのであります。

現在大問題視されているストロング缶ですが、

まあ、そうでしょうね、と猛反省した今の私は思っているのであります。