みなさんこんばんは、本日も霧雨魔法店の中のスピリチュアルサロン、CLASS・M(クラス・エム)にお越しくださいまして、ありがとうございます。

 

僕はこのサロンのマスターを務めております、九次元の白い守護聖人、守宮聖人(もりみやまさと)です。

 

魔理沙「よう! 今日もみんなに会えてうれしいのぜ♪

 

私は霧雨魔法店の店主、いつも明るく元気な人間代表の星の魔法使い、霧雨魔理沙さんだぜ☆」

 

幽々子「聖人くん~♪

 

聖人くんが持ってきてくれたお菓子、とってもおいしかったわ♪

 

ありがとうね♪」

 




どういたしまして♪

 

今回みなさんにお出ししたお菓子は、フランスで公現祭と呼ばれる1月6日に行われる祭事に召し上がる、『ガレット・デ・ロワ』と呼ばれるお菓子になります。

 

ガレット・デ・ロワとは、王様たち(ロワ(ロワ・マージュと呼ばれる東方の三博士)の(デ)お菓子(ガレット)という意味を持ち、パイ生地の中にアーモンドクリームを入れたものを焼き上げたお菓子で、僕も以前作ったことがありました。

 

小鈴「そういえば聖人さん、最近はご自分で作ってはいませんが、お菓子作りも好きだって言ってましたもんね。」

 

はい♪

 

気になったものは、レシピを調べて作る、そういうのもグループホーム入居前はたまにやっていましたよ♪

 

魔理沙「ちなみにガレット・デ・ロワはフリーゲームの『ib(イヴ)』で出てきたり、お菓子作りのYouTube動画を見て、作ってみようと思ったんだよな?」

 

その通りです。

 

僕もまた自分でお菓子作りをやってみたいですね。

 

さて、ガレット・デ・ロワのお話に戻りますが、先ほど、このお菓子が1月6日の公現祭の日にフランスのご家庭で召し上がられると申し上げましたが、これはイエス様のご降誕を祝うクリスマスがご降誕された日と定めますと、そこから12日目。

 

東方で星を観察していた博士の前に天の御使いが現れ、三博士をイエス様の元へ導かれます。

 

フラン「じゃあ、その三博士がイエスのもとに辿り着いたのがこの日なのね?」

 

そういうことになります。

 

そのため、一般的には12月25日でクリスマスは終わりますが、スイスなど一部の国などでは、1月6日までをクリスマスと呼ぶところもあるそうです。

 

そんな東方の三博士がイエス様に初めてお会いしたことをお祝いする公現祭でいただくガレット・デ・ロワは、食べ方もかなり独特でして、

 

まず家族の中で最も年齢が低い子どものをテーブルの近くに呼び、目隠しをさせてた後、大人の誰かが切り分け、この子供に誰に配るかを指名させます

 

そして一般的にガレット・デ・ロワの中には1つ、フェーブと呼ばれる一般的には陶器製の人形を入れておきます。

 

霊夢「陶器!!?

 

そんなの食べられるわけないし、一歩間違ったら食べた人の歯が折れるじゃないの!!?」

 

はい。

 

なので、これを粒のアーモンドなどで代用することもあります。

 

とは言え、理由は後述しますが、このフェーブは縁起物とされ、コレクションする方もいらっしゃるので今でも陶器、もしくは最近ではプラスチック製の食べられないフェーブが入っているガレット・デ・ロワも一般的に売られているそうですよ?

 

そして、切り分けたガレット・デ・ロワ家族みんなで食べフェーブ入りのガレット・デ・ロワを引き当てた人は、ガレット・デ・ロワに装飾する王冠(最近では紙製のものが一般的です)を被り、祝福を受け、幸運が1年間継続するといわれ、フランスやスペインなどでおせちのような食べ物に相当するのです。

 

ちなみに昔は毎週末家族が集まって食事をするのが常であったので、フェーヴが当たった人次の週末の会食の際にガレット・デ・ロワを自作するか購入して皆に供したそうで、この際、前回王冠を手にした人は、男性であった場合は女王を、女性であった場合は男王を家族の中から選びますが、子供を喜ばせるため、しばしばこの女王か男王は子供が選ばれることが多かったようです。

 

早苗「それじゃあ、聖人さんがガレット・デ・ロワを作った時も、フェーブかそれの代用のアーモンドを入れたのですか?」

 

もちろんですよ♪

 

今回、持ってきたミスタードーナツさんのガレット・デ・ロワも、アーモンドではありませんがチョコレートをフェーブの代わりにするなど、やはりガレット・デ・ロワにはフェーブは絶対的存在と言えるでしょう。

 

鈴仙「西洋の新年に食べるお菓子のガレット・デ・ロワは、食べておいしくて、楽しいお菓子なんですね♪」

 

藍「私も、来年は橙のために作ってあげようかしら?」

 

妖夢「いいと思いますよ、

 

聖人さん、是非今度ガレット・デ・ロワの作り方、教えてくださいね♪」

 

かしこまりました。

 

アリス「そういえば聖人、最近はブラウニーにもはまっているわよね?」

 

はい。

 

ブラウニーアメリカではよく家庭で焼いて召し上がられるほどポピュラーなソフトタイプのチョコレートクッキーで、クッキーでありながらチョコレートを濃厚に感じられる、チョコレートが大好きな僕の推しお菓子の一つです♪

 

華扇「そうなのね♪

 

本当に聖人はたくさんのスイーツも調べてるのね♪」

 

魔理沙「な?

 

聖人はスイーツ大好き乙女だろ?」

 

・・・もう結構ですよ・・・

 

でも、他の海外のお菓子やアメリカなどの西洋の風習もご紹介したいと思います♪

 

サニーミルク「それじゃあ、ピースが忙しくなりそうね♪」

 

はい、ですからお三方はクラウンピースを支えて差し上げてくださいね♪

 

サニーミルク「はーい♪」

ルナチャイルド「はーい♪」

スターサファイア「はーい♪」

 

Masato Morimiya 使用立ち絵:はるか様・dairi様(https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3189645)(https://www.pixiv.net/users/4920496