(夢が叶い、国境を越えて海を綺麗にすることができた写真)







太平洋にある日本列島10個分の大きさの海流、

今世紀そこはいま「太平洋ごみベルト」と呼ばれ、

「プラスチックスープの海」と例えられるくらい、

細くなったプラスチックが海に漂い、溶け込んでいる。





その海流のゴミがハワイ島のサウスポイントにある、

カミロビーチに流れ着いていると知ったのは、確か1年くらい前。





そこから何度かハワイへ来ることをアプローチし、

なかなか最後の1歩のピースがはまらずにいたけど、

いよいよ今日は僕は、

太平洋ごみベルトの最前線とも言える場所へ向かうのだ。













朝6時半に起きて準備をし、

お世話になっている、きわみさんの娘さんのカイアと、

バスケをして遊び、

いざカミロビーチのあるサウスポイントへ、きわみさんの車で向かう。






集合場所に着くと、なにやら展示物のようなものが置いてあった。

なんだろう?と近づいていくと、びっくりした...!!

↑よーく見てね。


なんとコレ、海の漂着物で創ったアート作品だったのだ!!!





ま、まじーーー!!?






うわーーー!網でつくったハワイの火山とフラを踊る人。


えーーー!鮮やかなサンゴ礁。






え?これなんて、


ぜーんぶプラスチックを貼り付けてできている...!!







こんな作品がいくつも展示してあって、

実は自分も海のゴミを使ってアートする構想があって、

でもまだイメージが描けずにいたら、

ハワイに来てびっくりなインスピレーションをいただいた!

やっぱり動くと、

こういう予期せぬギフトがあるんだ。













早速の素敵な前兆にワクワクしながら、

集まった40人のアメリカ人と日本人とで、

それぞれ車に分かれ、いよいよカミロビーチへ向かう。

道はジープでしか行けない溶岩。

まるで火星にでも来たような錯覚。






こんな道を40分くらい進む。映像で雰囲気を体感してみてね。











そして到着したカミロビーチ。

まず最初にみんなで、ハワイの神様へ伝統の祈りの唄を捧げる。






そして海の大掃除の開始!


数年前にクリーンアップの活動が始まる前には、こんな状況だったそうです。






一見すると綺麗に見えるこのビーチ。

でも実際は、流れ着いた細かいプラスチックに覆われている。

これくらいは沖縄での海の大掃除で見慣れている範疇でもあり、

そしてここへ来る前にアート作品を見たことで、

この色とりどりのプラスチックを使って自分ならどんなアートを作るかな?

という、創造の絵の具パレットでも見る感覚になっていた。






Like a バックパッカー。

きっと長い旅をしてきたんだね。

すべてに、その年季が見て取れた。








でもそんな僕でもびっくりしたのは、

この光景だった...。


















そう、こんな感じで、海の中の岩の至るところに、

プラスチックの吹き溜まりができていたことだった。





これねーーー、

くやしいけど、写真じゃほんとにインパクトが伝えきれない...!

あーーー実際にこれをみんなに見せたい、

見てもらいたい!


ってすごく思った。






映像ではもうちょっと伝わるかもなぁと、

風が声が聞こえずらいけど、ちょっと見てみてね!





これを実際に見たらね、みんな衝撃を受けると思った。

でも衝撃って大事で、やっぱり人が何か行動をする時って、

「衝撃」というメッセージを受ける体験って大きいもんね。

まさに今の地球の中心地の衝撃が、この海にあったと僕は感じた。











バケツに集めるとこんな感じ。


小さいプラスチックから


大きな漂着物まで、


数時間でトラック1台分になりました。



震災で僕の故郷東北から流れてきたんだろうね、

日本からのものも辿り着いていました。






最後にみんなで記念撮影!

今回、海の活動でははじめて、

国境を越えてみんなで海を綺麗にすることができてうれしかったです!

記念すべき第一歩だね!






そしてずっとこのカミロビーチで活動を続けて来られてる団体、

Hawaii Wildlife Fundの代表のミーガンさんのお話を最後に聞けて、

ミーガンさんも、

「海のゴミは国際的なことなので、みんなで繋がっていくことが必要」

「ネガティブに考えている時間はなく、どんどんポジティブな行動が大切」


と言っていて、





僕も海のゴミは問題という面と、

これを通して世界が繋がっていくという

素晴らしい機会が眠っていると思っているので、

みんなそこへ辿り着くのかなと、嬉しく思った。






今日も濃い1日が終了し、

明日、というか、3時間後に起きて、

いよいよイルカと友達になってきます!





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ハワイ島から宇宙の子マサでした。








☆ハワイ渡航のきっかけや想いと感謝☆

(photo:Hawaii Wildlife Fundさんより)

ハワイ渡航は1年前から計画していまして、

そのたび、何かがあと1歩のところで実現できませんでした。



今回も約1週間前というタイミングでしたが、

いろいろな後押しの風が吹き、いよいよ渡航が決定し、やってきました。



今回はハワイHawaii Wildlife Fundさんと、

太平洋や僕の故郷の東北からも漂流物が辿り着くという、

ハワイ島のサウスポイントの「カミロビーチ」のクリーンアップを、



そして、海の大掃除を続けてきたこの2年間、

海で20万個以上のゴミとばかり向き合ってきましたが、

海のことをもっと自分のことに想いたくて、

イルカと友達になって、いっぱい遊んできます♫



渡航のサポートをしてくださった皆さん、本当にありがとうございます!

連絡先がわからずサポートをくださった方もいまして、

この場を借りて伝えさせてください!

「ありがとうございます!」

一緒に物語を楽しんでください^ ^



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7年前から、全国の仲間と中国・内モンゴル自治区に18万本の植林、

2年前から、沖縄にて『海の大掃除』を開始し、

これまで約20万個(6.5トン)の漂着ゴミを綺麗にできました。

いつも応援してくださって、ありがとうございます!

『海の大掃除』詳細
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☆映像

北京の日本大使館での海のごみのプレゼン映像です。