ちょうど今日で、ダンと別れてから

3か月が経った。

 

 

実は、先週の半ばから5日間ほどかけて、

子どもたちと一緒に

南の島にいるダンに会いに行っていた。

 

 

と言っても、

彼がいるのがリゾートホテル関連のカフェなので、

遊びに行ったという方が正しいのだが。。。

 

 

まさか別れて3か月も経たないうちに、

はるばるダンのいるところへ

行くことになるとは予想もしなかった。

 

 

ただ、シーズンオフのこの時期なら、

ステキなホテルにも比較的安く泊まれるということで

「今しかない」と心に従って、行くことを決めた。

 

 

長い距離を移動して

ようやくダンに会えた時はホッとした。

子どもを連れて、色んな交通機関を乗り継いできたので、

いつも時間に遅れないようにと気を張っていたのだ。

いつもはダンがその役目を担ってくれていた。

 

 

ダンは、私たちが滞在中、

そこでの時間を思い切り楽しめるようにと、

色々なアクティビティを準備してくれていて、

実際、私たちはとても楽しく充実した時間を過ごすことができた。

 

 

さらに海の美しさ、星空の美しさ、

整備されたホテルの客室や庭の美しさ、

ホテルのサービスの質の高さ、

ダンの同僚スタッフのホスピタリティなど

何もかもが素晴らしかった。

 

 

そして、最後の夜、

子どもたちが寝静まった後、

久しぶりにダンと色んな話をすることができた。

 

 

ダンは、もうずっとずっと長い間、

自分の中に感情というものがないと言っていたのだが、

私と別れて、ここへきて、少しずつ感情が戻ってきたと教えてくれた。

そして、これからやっていきたいことなども

色々話してくれた。

 

 

そうして最後に、

「今、とても楽しい」

「自分の人生を生きてると感じる」と話してくれた。

 

 

これを聞いた時、

私は、本当に良かったと思った。

あの時、別れを切り出したのは、間違いじゃなかったと確信した。

 

 

私たちは、別れることで、より幸せな人生を生きている。

こうして、素晴らしい場所で再会できていることが、その印だ。

 

 

波長の合わない相手とは、時間すらも合わないのだとしたら、

同じ波長であれば、またいつか、

今のように、同じ世界を共有することもある。

 

 

そうか。

自分と同じ波長の人たちと過ごすことになるのであれば、

まずは、自分で自分をとことん幸せにしてあげることが大事だな。

自分の心の声にしたがって、

ますます、自分自身を大切にしていこう。

 

 

それにしても、

私もダンも、「もう結婚はしないだろう」という点で、

意見が一致しているのはおもしろいなと思った。

誰かに合わせたり、縛られたりするよりも、

自由であることを私たちは望んでいるのだった。