1級の2次試験は
ショートスピーチと
質疑応答のみです。



A4ほどの緑の紙に書かれた
5つのトピックの中から
1分でトピックを選び、
構成を考え、
2分でスピーチをし、
その後4分ほどで質疑応答を
こなす、というものです。
(画像はテソーラスハウスの
模擬面接で使用したもの)

トピックは一次試験の英作文に
酷似したものが多いのですが、
エッセイを書くのと1分で考え
2分で即興でスピーチをすると
いうのは大きく異なります。

私はスピーキングには自信が
ある方でしたが、
この即興スピーチには本当に
悩まされました。

ネットの体験記にはオンライン英会話を利用して話しまくった、というコメントもありましたが、1級の2次試験のメインは
社会問題に関する自身の知識や考えを述べるアカデミックな
スピーチであり、その内容の
フィードバックに加えて
本番さながらの質問まで
できるネイティブでなくては
いけません。
私は1級の練習には、国際政治や経済に精通した知性と教養のあるネイティブでなければ意味がないと考えました。

そこで、まずは紀伊國屋に行き
対策本の中で、英語がしっくり
する対策本を選びました。



タイマーを片手に
この中や過去問のトピックを
見て、
1分で構成を考え、
2分で話す、という自主練を
1週間ほど繰り返しました。

講師の質が良いという評判の
テソーラスハウスに
週一回のペースで、7/17の
本番まで3回通うことに
しました。

Johnというシニア的な立場の
講師のアメリカ人に2回
Sarahという英国人に1回
本番さながらのレッスンを
してもらいました。

1回目のJohnのレッスンは、
久々のネイティブとの対面で
英語もスムーズに出なかったり、トピックの選択を誤り、
理由が思いつかず、
無言の時間が流れたり、
ぼろぼろでした。

2回目は英国人のSarahでした。上記のように勉強もして、
タイムマネージメントも
できるようになり、
スピーチの間は
沈黙の時間はなかったものの、理由付けの根拠が足りないと
言われもっと具体例を取り込むようにとアドバイスされました。
3回目は再びJohnでした。
沈黙の時間はなく
スピーチはこなしたものの、
やはり根拠が浅い、なぜそう思うのか、具体的な企業名はあるか、などと突っ込まれました😅

あなたは、質疑応答では表情も豊かで流暢で文法ミスも全くしないのに、スピーチのときは
アイコンタクトも無く、
話し方に余裕が無いと言われ
ました。

帰国子女や留学経験がなければ
1発合格は無理!などと
ネットでは言われていて
やはり無理なのかなぁと
不安になりましたが、
4回チャンスがあるんだからと
家族にも励まされ、最終日までジタバタと上記のような練習を続けていました。
何かが掴める兆しもなく
最後まで暗雲が立ち込めたまま本番を迎えました。


本番の面接はどうなったか…
次回お話しします。