そこでタモリが弔辞を述べたということだ。
タモリと赤塚不二夫の関係をよく知らなかったので少し驚いた。
ネットで調べると、タモリが芸能人としてスタートするキッカケを作ってくれたのが赤塚不二夫だったというのだ。
テレビのニュースで見たが、タモリの述べた弔辞は非常に良かった。
非常に仲の良い関係で、常に感謝していたが、実際に感謝を述べたことがない。
感謝を述べることが他人行儀な関係に思われて出来なかった。
赤塚不二夫とお別れするこの葬儀の場で初めて感謝を述べる。というのだ。
このような関係もあるのだな。と思った。
そして同時に、感謝を言葉で伝えたかったのに、
上手く言葉で伝えられなかった後悔というのは誰でもあるかもしれないな。と思った。
ボクの場合はお別れの時に上手いことが言えない。
タモリは非常にシンプルに感謝の言葉で弔辞を締めた。
文章の構成力と共に、一言も詰まらず弔辞を述べたタモリに非常に感心した。