カシミール剣術 スケイ (SQAY) | スパイシー丸山「カレーなる365日」Powered by Ameba

カシミール剣術 スケイ (SQAY)

趣味の延長としてブログで紹介しているインドの格闘技シリーズ。

 

久しぶりに新作をまとめてみました!!


※かつてブラジルの格闘技カポエィラをやっていたこともあり、マイナー格闘技が大好物なのです。

 

 

今回はカシミール地方が起源の剣術、

 

Sqay(スケイ)を紹介してみましょう!!!!!!

 

※Sqay(スケイ)で検索をかけても全くヒットしないので、VarmaKalai(ワルマカレイ)に続きおそらく日本語でここまでまとめたのは初めてではないかと。

 

 

この武術の興味深いところは、

 

長い歴史がありながらも、消滅しかけてしまい、

 

空手やテコンドーなどの要素を取り入れ、競技として復活したところ!!

 

写真のように、青い道着を着用し、

 

スポーツ競技としてインドで広く親しまれているようなんですね。

 

そんなこともあり、

 

伝統的な雰囲気の画像は一枚も見つからなかったのでした。。

 

※かつては青い道着を着て試合や練習などはしていませんでした。空手やテコンドーの影響でこのスタイルになったようです。

 

 

動画を見るとよくわかるのですが、

 

盾を持ったスポーツチャンバラといった印象で

 

そこにキックも加わるのが斬新なんですよね!!!!!

 

それでは、動画を見ていただきましょう。

 

 

 

こちらは試合ではなく、デモンストレーション。

 

 

 

 

英語版Wikipedia情報をまとめると以下のような感じでしょうか。

https://en.wikipedia.org/wiki/Sqay

 

Sqay

 

Sqay(スケイ)はインド、パキスタン、中国にまたがるカシミール地方が起源の南アジアの剣術。武器術としてのSqayはカーブした片刃の剣と盾、

または両手に剣を装備する。武器以外のテクニックとしてキック、パンチ、関節技、チョップがある。

 

 

 

歴史

Sqayの歴史をたどると数千年前の古代カシミール洪水の神話まで遡ることに。アーリヤ人が侵攻する以前にNagaの人々によって生み出されたと言われている。Sqayという言葉が最初に記録されたのはペルシア人が書いたムスリム期における戦い。Sqayは“戦争の知識”を意味する。

Sqayはイギリスによる植民地時代に衰退し、独立後のカシミール紛争の間にさらに危機的状況に。1980年代に入りこの芸術が絶滅する恐れがあるとし、グランドマスターのNazir Ahmed Mirが空手とテコンドーの影響を受けた近代的なスタイルを取り入れたシステムを確立することに。その後、International Council Of SqaySqay Federation of Indiaが設立されたことにより、このシステムはインド全土に広がるようになった。現在インドの20の州、ネパールのカトマンズ、ブータンで教えられてる。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

もう少し細かい歴史はこちらに載っていました。

http://familafernandes65.blogspot.jp/

 

※概ねあっていると思いますが若干の語訳はあるかもしれません。興味のある方はリンク先から英語の原文を読んでみてください。

 

Sqay(スケイ)の歴史は人間が野生動物から身を守ることを学んだ時から始まります。

4012年前、Sqay武術はカシミール人によって自己防衛や狩猟の時にこの武術を使っていました。しかし、紀元前3905年以降、王のDiya Devは敵からカシミールを守るために兵士にこの武術を訓練させる厳しい命令を下すことになります。

紀元前3889年に、Tophani Nuh ASとして知られている嵐によりカシミール全土は破壊されました。しかし少数の人々はカシミールのKohistansの森で生きていました。彼らは野生動物や敵からの自己防衛や狩猟のためにこの武術を使いました。Nuh ASの嵐の後、カシミールはKashwapReshiの時代に再建されることになります。

カシミールの王、Puran Karanは、 Sqay武術の訓練を開始し、それを強制。紀元前3121年のOukhandが王であった時期、大きな戦争が起こり、カシミールの一部は破壊されてしました。紀元前3121年から紀元後の1324年までカシミールは安全でしたが、1324年にカシミールはもう一度攻撃されますが、タタール人はカシミールの王、Zavel Qader Khanに敗北することになります。

 

1324 A.D, Kashmir was once again attacked and this time the king “Zavel Qader Khan” Tatari defeated the king of Kashmir.

1325年から1819年のムスリム時代、Sqay武術の訓練はカシミール兵士にとって義務となりました。これらの武術はカシミール語の"Shamsherizen"として知られていました。

 

1819年以降、カシミールのこの伝統的な武術は発展することはなく、消滅に向かっていきました。

 

1987年からの20年間、私たちはこの伝統的なこの古代武術を発展させることに奮闘してきました。他の武術のように世界中で人気を集められることを願わずにはいられないのです。

 

カシミール人は、他の武術に負けない土着の武術を持っていることを忘れてはなりません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


競技としての現代Sqay(スケイ)はどんなルールなのか??

 

こちらのページがわかりやすかったです。
https://www.jetli.com/2018/02/sqay-south-asian-martial-art

 

Sqayの競技には、loba、mathol、khawankayの3つのカテゴリーがあります。剣を使用により危険が伴うため、競技者はスティックと対になったシールド(盾)を装備します。また競技者は公式の青い道着と帯を着用することが望ましいとされています。

 

・Loba - 組手。競技者は6メートルのスペース内でスパーリングし、テクニックに応じてポイントが与えられます。勝者は得られたポイントの数に基づいて決定されます。試合が終了する前に戦闘員が36ポイントを獲得した場合、すぐに勝者と宣言されます。スパーリングマッチでは、個人は腕、脚、上半身を攻撃することができますが、カバーされていない部分は制限されています。競技者が禁止されている部分を攻撃した場合、3ポイント減点になります。2回目の反則があると12ポイントを失い、3回目で失格となります。 
 

 

 

・Mathol - パワーブレイキング(試割り)。いかに効果的に対象物を破壊したかを評価します。通常使用されるのは石や木製のブロック。対象物の量は重要ですが、フォームとテクニックも評価時に考慮されます。制限時間は3分間で得点は10点満点方式。スピードは重要な要素ですが、精度、有効性も不可欠な要素です。

 

※競技としてのパワーブレイキングの動画は見つかりませんでした。。記録に挑戦する動画を見つけたのでこちらを貼ってみます。

 

 

 

・Khankay -型。Sqayでは他の武道と同様に美しい型(フォーム)が求められます。この競技では、姿勢、タイミング、姿勢で評価が判断されます。 

 

 

 

話は変わりますが、

 

日本のスポーツチャンバラって、

 

言葉の響き的に、ふんわりしたイメージがありますが、

 

実はかなりガチな競技なんですよね!!!

 

 

 

 

動画を見てもわかるように、

 

競技歴の長い方ならSqayの大会でも通用するのではないかと。

 

ってことで、

 

スポーツチャンバラと空手を始めとする打撃系格闘技経験者なら

 

インドのSqay(スケイ)大会で奇跡を起こせるかもしれません!!!!

 

International Council Of SqaySqay Federation of Indiaとコンタクトを取り

 

ぜひ大会にエントリーしてみてください!!

 

 

スパイシ~~♪♪♪

 

 

 

スパイシー丸山へのお問い合わせ、出演、お仕事のご依頼はこちら。
marushu1101@gmail.com

または所属事務所AZZURRIまで。

 

公式facebookページもLet'sチェケラ!!ページ上部中央にある『いいね』ボタンをクリックしてくれると嬉しいです。http://www.facebook.com/spicymaruyama

 

著書「初めての東京スパイスカレーガイド」絶賛発売中(送料無料)!!Amazon楽天iBooks(電子書籍版)Amazon(電子書籍版)

 

カレーラッパーとしても活動するスパイシーさんの初CD「CURRY RAP~作れマハラジャ~」発売中!タワーレコードAmazon楽天

 

暮らしにまつわる様々なモノやサービスを紹介するサイト「mybest」でオススメのレトルトカレーを紹介させていただきました!

https://my-best.com/lists/348

 

最近のカレーの傾向(トレンド)についてまとめてみました。https://ameblo.jp/maruyamashu/entry-12293374284.html

 

テレビ東京「車あるんですけど…?」に出演。“カレー食べまくりのドライブ旅”を決行しました!https://ameblo.jp/maruyamashu/entry-12345067705.html

テレビ東京「ソレダメ!」に出演。ソレマルなカレー新常識をお届けしました!https://ameblo.jp/maruyamashu/entry-12345091806.html

TBS「王様のブランチ」に2回目の出演!2017年夏注目のインスタントカレーTOP10を紹介しました!http://ameblo.jp/maruyamashu/entry-12296185485.html

テレビ東京「イチゲンさん」カレー対決で優勝!日本一のカレーマニアの称号をGETしました!http://ameblo.jp/maruyamashu/entry-12246851692.html

パクチーブームをさらに盛り上げるべくパクチーカレー料理レシピをいろいろ考案してみました。http://ameblo.jp/maruyamashu/entry-12259490600.html

 

インド料理店、南アジア料理店の店主の皆さんにお話しを聞く、好評のインタビュープロジェクト「Diggin'」はこちら


旨辛調味料ソースコ×スパイシー×音楽のカレーレシピサイト「Wild Spice」はこちら

 

日本野菜ソムリエ協会カレーマイスター養成講座で講師の1人を務めています。(諸事情により本名で登壇)http://curry-m.jp/

朝日放送・探偵ナイトスクープに奇跡の2回目の出演を果たしました!!http://ameblo.jp/maruyamashu/entry-12207656770.html
 
abemaTVの『SUGGEEE!!ディープな日本人』に登場!MCのパンサーの3人と永尾まりやさんにカレーについて熱く語っています。(動画視聴可)https://freshlive.tv/suggeeedeep/51342

NHK・マサカメTVに出演!和の食材だけで作る和のグリーンカレーを考案しました。http://s.ameblo.jp/maruyamashu/entry-12121689378.html
 
テレビ東京「なないろ日和!」に出演。10分で出来るスパイシーキーマカレーを披露しました!!http://ameblo.jp/maruyamashu/entry-12161861286.html

MBS「明石家電視台」で明石家さんまさんと奇跡の共演を果たしました!
http://s.ameblo.jp/maruyamashu/entry-11941078236.html

「WOWOWぷらすと」アーカイブ版。「カレーはエンターテイメント」をテーマに語り尽くす90分(動画視聴可)!http://st.wowow.co.jp/detail/7124?utm_source=twitter_plast&utm_medium=social&utm_campaign=wryu_2015

石田純一さんとガチ実食!カレーパンについて熱く語っていまーす。
http://lifemagazine.yahoo.co.jp/articles/53