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鈴木宗男被告の実刑確定へ

代表選直前のこのタイミングで・・。



あえて深読みもしたくなるが、それは各々ってことで。




しかし国民不在の収監劇。



これが政治なのか??と問いかけたら



これが政治なんだよ!と政治に詳しい人から言われちゃうのかな。。




政治って難しいぜっ。


もっと勉強せねば。。っすね。


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鈴木宗男被告の実刑確定へ 民主・松木謙公議員「大変ショックだし、残念」

(FNNニュース 09/09 00:57)



衆議院外務委員長の鈴木宗男被告が、近く失職・収監されることになった。最高裁が、受託収賄などの罪に問われた鈴木被告の上告を棄却したことで、懲役2年の実刑が確定する。
鈴木被告は「家族に対して一番つらいのは、犯罪者の家族になる、犯罪者の子どもと言わせることが、親として申し訳ないという思いでいっぱいです」と、涙を流し、家族への思いを語った。
受託収賄など4つの罪に問われ、1・2審ともに実刑判決を受けていた鈴木被告。
最高裁が鈴木被告の上告を棄却したことで、懲役2年の実刑が確定し、近く収監される見通しとなった。
これを受け、8日午後5時すぎから行われた会見で、鈴木被告は「司法の判断は判断としてでも、国民の声、特に、この当事者の皆さん方が、明確にわいろを否定している。これが、わたしは真実だということをですね、わたし自身は今も、自信を持ってですね、これを公に公言したいと、こう考えております」と、あらためて無罪を主張した。
そして、「わたしは、いかなる環境にあっても、この検察権力と戦っていきます」と話した。
鈴木被告の背後には、これまでさまざまな疑惑がつきまとった。
きっかけとなったのは、1999年、北方領土の国後島に日本の援助を使って建てた「ムネオハウス」。
2002年2月、共産党の佐々木 憲昭議員は、国会で「この友好の家はですね、『ムネオハウス』と呼ばれております。何が書かれているかというと、こうです。『鈴木さん、あなたは、わたしたちの友達です』」と追及した。
このムネオハウス疑惑を発端に、国会で、カネにまつわる複数の疑惑が追及された。
2002年3月には、辻元清美議員から「あなたはね、疑惑のデパートと言われてるけど、疑惑の総合商社ですよ」と追及を受けた。
こうした疑惑追及の声に、鈴木被告は2002年3月、自民党を離党し、会見では「一からスタートしたいと、こう思っております」と述べていた。
しかし、鈴木被告は2002年6月、東京地検特捜部に逮捕された。
裁判では、4つの罪に無罪を主張し、控訴・上告した。
この間の2005年には、新党大地を結成し、衆議院議員に返り咲いた。
そして2009年、民主党が政権をとると、統一会派を組み、衆議院外務委員会の委員長に就任するまでになった。
今回の上告棄却に、鈴木被告の地元・北海道では、市民から「やっぱり、悪いことしたんだから当然かなというのも少しありますね」、「よくできる人でしょうけど、こういうことだったら、やっぱりしょうがないですよね」、「驚きましたね。なんでこの時期なのかな、みたいなのもありますね」といった声が聞かれた。
そして、鈴木被告の「大応援団長」である松山千春さんは、「自分はこれからも、鈴木宗男さんを信頼し、支持していきます」とコメントを発表した。
鈴木被告と親交が深い、民主党の松木謙公議員は「もう大変ショックだし、残念だというふうに思っています。われわれ若手をね、もっともっと指導していただきたいというふうに、わたしは思ってました」と述べた。
一方、鈴木被告の疑惑を追及した共産党の佐々木 憲昭議員は、「与党自体がですね、その鈴木議員を抱え込んでいたという問題は、大変大きかったと思いますので、その責任も問われるというふうに思います」と述べた。
鈴木被告は、会見で「わたしは死ぬまで、バッジがあろうがなかろうが、わたしの経験をですね、少しでも生かせられるような、また生かしてもらえるような、わたしは生活をしていきたいと、こう思っております」と述べた。
鈴木被告と弁護人は、10日にも、今回の決定に異議申し立てすることを明らかにしている。
鈴木被告は、上告棄却を受けて、8日から3日以内に異議を申し立てることができるが、申し立てが認められる可能性は低いという。
その後、判決が確定すると、議員を失職し、収監されることになる。
鈴木被告の判決は懲役2年だが、未決拘留期間が220日あるので、収監されるのは、そこから差し引いた1年5カ月弱になる。
また、公職選挙法の規定により、刑期終了後から5年間は被選挙権がなく、その間は立候補ができなくなる。
最短での議員復帰を単純に6年半後とすると、鈴木被告は69歳となる。