魂の成長に向けて、「エゴ」を手放すことが大切だと聞いた。
エゴを手放していったとき、本当の自分を理解することができ、
自分の内側にある幸せを感じることができるようになる。
エゴが強く働いている時は、他人との比較の中で生きている状態らしい。
他人との比較の中で「他人から認めてもらうこと」を基準に生きようとすると、
他人軸の生き方となり、結果として、本当の自分を見失ってしまうからである。
また、自分だけが正しいと思っている時は、
物事の一面しか見れずに
他人の立場や考え方に気づくことができない状態になる。
自分とは違う別の考え方も認めたり、受け入れるようになると
調和が取れた人間関係を築いていけるようになる。
「こだわり」や「執着」から生み出されるエゴもあって、
もし、自分を苦しめている原因が自分の中にあることに気づいたら、
本当にそのこだわりは自分にとって必要なこだわりなのか、
または、他の方法でそのこだわりを満たすことができないか?
と考えてみることが大切になる。
とは言え、エゴの全てが悪いわけではなく、
適度なエゴは、人間の成長の源であるとも言われる。
手放すべきエゴとは何か?
改めて考えてみる(いろいろな見解を参考にしながら)
手放すべきエゴは、次の3つであると書かれていた。
「一生懸命」 一生懸命頑張っていれば・・・というエゴ
「頑張る」 もっと頑張って努力をすれば・・・というエゴ
「我慢」 我慢して耐えれば・・・というエゴ
こうして考えていくと、最も大切なのは、
エゴは手放すものではなく、気づくことだと思えてくる。
今、この瞬間の自分の考え方、わき起こる感情に、
「エゴが存在していないか(エゴによるものではないか)」を
冷静に自己観察すること。
そういう姿勢をいつも持っておくことなのだと思えた。