文科省に聞いてみた(入会の強制と卒業式における生徒差別の問題) | まるおの雑記帳  - 加藤薫(日本語・日本文化論)のブログ -
2009-08-10 19:39:00

文科省に聞いてみた(入会の強制と卒業式における生徒差別の問題)

テーマ:PTA

7月のエントリでとりあげた、入会の強制と卒業式における生徒差別の問題につき、文科省に問い合わせてみた。

応対してくれたのは、生涯学習政策局 生涯学習推進課「PTA活動係」のS氏。
全国的な問題としてとりあげてくれるかどうかはともかくも、少なくともこれらのケースについては「とんでもないこと」としてすぐに動いてくれるかと思っていたが、甘かった^_^;。

要するに、「それぞれのPTAの内部で解決してほしい。文科省の立場でとやかくは言えない」とのことだったorz。「みなさんでよく話し合って解決してほしい」ということを何度も言われたような気がする。

それに対しては、今回の当方の指摘するケースは、「その会の会員内部の問題」では決してないことを指摘した。
前者は、会には関わりたくないと思っている保護者の思想信条や選択の自由を不当に制限し、PTAに巻き込むというケースだし、後者は、非会員の子どもが卒業式という学校行事において差別的な扱いを受けかねないというケースだ。
いずれも、「会員内部の問題」ではない。「みなさんでよく話し合って」と言われても困るのだ。

学校と深く関係する団体が不法な断言をして有無を言わせず新入生の保護者を自分たちの会に巻き込もうとするのを学校当局として放置していいのか?
卒業式における生徒差別に学校が加担する、あるいはそれを放置していいのか?

上のようなことを述べ、再考を求めた。

その結果、
①文科省から各当該市P協に対して当方の考えを伝える
②上司に相談してみる
との返答を得た。
※単Pを管轄しているのは、各市のP協との認識だった。私が「P協が単Pを『管轄』しているのですか?」と問うた所、「上部団体ですからね。」とのことだった。「P協に問い合わせた場合、窓口になってくれる人はいるのか?」と尋ねたところ、専任職として「事務局長」がいますとのことだった。

①と②の結果は、一週間後に教えてもらえることになっている。

補遺
最終的には①、②に示したとおりに収束したのだが、話し合いの過程で文科省側から出た言い分を記録しておく。それに対する当方の言い分は赤字で示す。
なお、赤字で示した当方の主張は基本的に担当者とのやりとりの中で述べたものですが、一部、この時点で加えたものもあります。

<入会の強制について>
会則上全員加入になっているのなら仕方がないのでは。それをおかしいと思うのなら、会則を変更するよう努めるべきではないのか。
・納得の上会員になっているのならそのロジックは成り立つが、「会員になるつもりがない保護者も巻き込まれる」ことを正当化はできないだろう。そのロジックによると会則を変えられない以上、おとなしくPTA会員でいるしかなくなるが、そんな馬鹿なことが法治国家においてあっていいわけがないだろう。
「会員にならない自由」は、法的な義務がない以上、断固としてあるはずである。
その自由を「Pちゃん」の言い分はやすやすと踏みにじっているのである。
こんなことが放置されていいはずがないではないか!!



<卒業式における生徒の差別について>
非会員の子どもには証書を渡さないというようなことがあれば指導はできるけれど、「なくてもいいものである」ケース等が渡されないからと言って、指導は難しい。
・卒業式は学校主催の学校行事であることをよく考えてほしい。学校行事におけるいわれなき差別が許されるとは思えない。「なくてもいいもの」と言うのなら、そもそもそのようなものの配布を卒業式で行うことをやめればいいのではないのか。

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