秩父三十四観音霊場の第十二番札所の野坂寺の三門(山門)の内側の、本堂に向かって右側にある観音像は、「十牛観音」といわれているようです。
獅子に乗るのが文殊菩薩、象に乗るのが普賢菩薩、と覚えている人も多いでしょうが、それだからこそ「牛に乗る姿の観音様とは?」と思う人も多いでしょう。牛に乗った観音像というのはなかなか見かけないもので珍しいです。
この「十牛観音」についての解説は見当たりませんでしたが、野坂寺が臨済宗の寺院であることから考えると、禅の世界でよくいわれる「十牛図」と関係があるのかも知れません。
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