連日続くGARMIN FORERUNNER 965検証企画
本日は、ブロ友のさくしおさんからの依頼を受けて、965と935のランニングダイナミクスのデータを比較してみました。
今回購入した965には、本体自体にランニングダイナミクスを計測する機能が付いています。
しかし、その前に使用していた935では、別途測定用ポッドを装着しないと計測できません。
こちらがそのポッドです。
(ランパンの腰の辺りに付けるのニャー)
本日のトレーニングですが、GARMIN君のおすすめメニューは、こちら
今日のランニングは、ランニングダイナミクスの比較検証が目的なので、最初はGARMIN君に従ってJOG強度で45分走り、更に追加で、キロ4分のマラソンペースに速度を上げて3km、2つの速度域で計測してみることにしました。
まず、トレーニング結果は、こちら
(概ね設定どおりに走れたニャ)
では、本題の965/935の比較へ
上段が、965
下段が、935
のデータになります。
【ペース】
当然のことですが、平均ペースはほぼ同じです。
しかし、グラフの滑らかさをみると、965(上段)のほうが滑らかで、935(下段)のほうが凸凹しています。
以前からこのコースを走っていて、ラップが速く出る箇所と遅く出る箇所があることが分かっており、GPSの特性的な物と思っていました。
(「時空の歪み」と呼んでいたのニャ)
ところが、965では、この「時空の歪み」が解消され、グラフが滑らかになっていました。
これは、GPS精度が向上したってことでしょうね。
【心拍数】
昨日に引き続き、965でも異常値がところどころ、特に前半に多く発生しています。
しかし、935では、終始全く正常値を計測できていないところからすると、光学式心拍計の精度も向上していることは間違いないです。
【ピッチ】
これも当然ですが、平均ピッチはほぼ同じです。
縦軸のスケールが異なるので、965のバラツキが大きいように見えますが、ピッチに関しては、ほとんど差が無い結果となりました。
【歩幅】
歩幅は、ピッチの裏返しなので、これも差が無い結果となってます。
【上下動】
上段の965がバラツキが大きく見えるのは、縦軸のスケールの違いのせいなので、錯覚です。
しかし、これを差し引いても、全体的に965のほうが上下動が大きく出ている傾向が見て取れます。
【上下動比】
上下動比についても、965のほうが大きく出る傾向があるようです。
原因を考えると、965の計測位置は左手首で、常に腕を振りながら走っており、935の計測位置は腰なので、腕の振りの分だけ、965が大きく出るってことでしょうかね?
【接地時間】
接地時間も、965のほうが長く計測されています。
接地時間を計測しているメカニズムが分からないので、理由はちょっと不明です。
以上、今日の計測結果だけでみると、ランニングダイナミクスの計測は、「上下動(比)」「接地時間」に差が認められました。
絶対値的にどちらが正確なのか、ハッキリ分かりませんが、計測位置からすると、常に揺れている手首で計測する965より、振動の少ない体幹部である腰で計測する935の方が正確な数値のような気がします。
後、ランニングダイナミクスには関係ないですが、GPS精度、光学式心拍計の精度は、965で向上しているのは、間違いなさそうです。
【本日のご褒美】
ホイップ&カスタードのダブルシュークリーム
火曜日に、コージーコーナーさんで2個買ってました。
先日「シュークリームぐらいじゃ満足できない」と言うようなことを書きましたが、運動後に食べるシュークリームはやっぱり美味しいです。
ただ「量的にちょっとな~」というところで、満足感が少し足りなく感じてしまいます。