先日、旦那のお父さんの退職祝いで食事会を行いました。


ご両親に加え、旦那のお兄さん夫婦と子ども2人、そして私たち夫婦総勢8名。


子どもは小さいから個室がある店で探し、

店長が中華系の人だから、中華料理が美味しいと口コミのあった居酒屋?を予約。


義父はお酒大好きなので、お酒の種類も多い飲み放題付きコース料理を注文。


甥っ子2人は3歳で、外食するのは初めてらしい。

1時間は大人しくご飯食べたりしてたけど、まぁ1時間が限界よね。

大人がトイレに立ちだしたら、

あっ動いても良いんやと思ったのか、

個室の前の階段のところや、トイレまで好きなように動きだし始めた。


店員さんは、とても良い人で、

幸いお客さんも、うちの家族1組しかおらず、

料理も1時間で全て出てきたから、

子どもが少し歩き回っても、

「かわいいね〜」で済む程度だった。


1時間半が経過し、飲み物のラストオーダーがきて、そろそろ終了かなぁ〜って時に

義父が挨拶をし出した。


「ありがとう」くらいで終わるのかなと思ったら、就職した時から話が始まった…


長い…


その間にみんなトイレに立ちだした。笑


私も会計をしないとなと思い、兄嫁とお会計へ。


そこで店員さんに

「男の人2人は兄弟?」と聞かれた。

「はい」と答えると、

「2人はお嫁さん?子どもはどっちの子?」

兄嫁「私の子です」

店員さんが私に向かって「子どもいないの?」

私「いません」

店員さん「これからだね。」と言ってきた。


数年前までの私なら、「そうですね」と答えてただろう。


ただ、この日の私は

「いや、子ども出来なかったんです」と答えた。

すると店員さんは

「いい病院あるよ」と言ってきた。

私「病院も通ってました」

店員さん「〇〇って病院がいい」

私「その病院通ってて、出来なかったんです。だからもういいかなと思ってます」

店員さん「別の〇〇って病院の女医がいい卵子作ってくれるよ」

私「色々転院したりして、治療6年して出来なかったからでいいんです」


まだ、台湾なら別の人の卵子を貰って的な話をしてきて終わりが見えなさそうだったから、

甥っ子がちょうど来たタイミングで、サーっと逃げた。


良かれと思って色々アドバイスくれたんだろう。


数年前までの私なら、この話の後ズーンと引きずって、プラスには受け取れない話だっただろう。


でも私の中で、子どもが欲しいと言う感情にお別れできたんだなと実感できたような気がする。


姪っ子や甥っ子がたくさんできて、

たまーに遊んであげるくらいがちょうど良い。


今は趣味も出来て自分の時間が持てて、

自由にお金を使える毎日に満足している。


周りの友達は子育て真っ盛りだから、なかなか晩にご飯行けるような友達はいないが、1人の時間や夫婦2人での時間を楽しむことができている気がする。


そんな気持ちの変化に気づくことができた1日だった。