2014イヤーオブザワード | プロ野球の視聴率を語るblog

2014イヤーオブザワード

あけましておめでとう、どころか… すでにアジアカップも敗退してしまったわけですがw

 

2014年視スレ イヤー・オブ・ザ・ワードの発表です。

  

 

1.アランチョ・ネロ (329票) 

 

2.次の日みんなで大笑いして『えー!』って(笑) (92票) 

   

3.視聴率は「△」 (91票) 

  

4.なんとかねじこもう (89票) 

  

5.サッカーも人気が有るのかもしれないが、 これでは国民が馬鹿になります (88票) 

 

5.いや…。だって真剣勝負はできないですよ。 (88票) 

 

5.女性がどれだけ増えたのかはっきりとしたデータはありませんけれども (88票) 

 

8.失望した子供たちはサッカーを捨て野球に戻る (87票) 

 

8.NPBアワーズ (87票) 

 

8.ワイプジャパン (87票)  

 

 

 

というわけで、2014年のイヤー・オブ・ザ・ワードは

 

 

『アランチョ・ネロ』

 

 

がぶっちぎりで1位になりました。まあインパクトというか、完成度がすごかったですからね。

 

 

 

〇アランチョ・ネロ

 

読売巨人軍による試合イベントを指す言葉だったが、インパクトの大きさから巨人そのものの呼称としても使われるようになっていった。イタリア語で「オレンジと黒」という、巨人のシンボルカラーを指す言葉だったのだが、唐突に縁のないイタリア語が出てきたことから「ついに巨人までサッカーの軍門に降った」と話題になった。またその際に作られたエンブレムも、優勝回数?を表す星が入っていたりアディダスの三本線?が入っていた(後に4本線に修正された)など、サッカーをパクっているようでパクリ切れていない様子に嘲笑の声が聞かれた。

 

アランチョ・ネロイベントの様子(youtube)

 


盾形紋章

  

 

〇次の日みんなで大笑いして『えー!』って(笑)

 
11月に日本シリーズ裏で放送されたドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」
の主演・米倉涼子が、第4回の視聴率について語った言葉。「日本シリーズも盛り上がっていたので、厳しいのかなと言ってたんですけど、次の日みんなで大笑いして『えー!』って(笑)」と述べていた。この回の視聴率は23.7%で、第3回の20.8%よりも数字が上がったことについて「日本シリーズは裏番組としては強敵と考えていたが、ドクターXの視聴率が意外と良かった」というニュアンスで発言したと思われるが、最後の(笑)があるため「低視聴率が予想されていた野球をドラマスタッフがバカにしている」構図に見えてしまうのがなんとも(笑)。なお、この日の日本シリーズの視聴率は10.3%で、日本一が決まる試合の視聴率としては歴代最低だった。
 

米倉涼子、主演ドラマ「ドクターX」高視聴率連発に本音
 

 

〇 視聴率は「△」

 
11月に行われた日米野球についてサンケイスポーツが見出しに使った言葉。“観客動員も「○」、視聴率は「△」”というものであったが、壮行試合を含めなくても全6戦の単純平均視聴率が7.35%と「△」というレベルでは本来はないと思われるが、一部マスコミの野球に対する評価の甘さが浮き彫りになった。


元記事

今回は、侍ジャパンの事業会社「NPBエンタープライズ」設立後の初事業だったが、観客動員という点でも好調だった。プロ野球の公式戦よりも高い料金設定だったが、今月12日の京セラドームでの第1戦は前売り段階で完売。1試合平均で約3万9千人の集客があった。20日の沖縄での親善試合も前売りで完売した。
大会を主催した読売新聞スポーツ事業部は「日本人の米大リーグ挑戦が相次ぎ、MLBになじみのある選手が増えたことも好調の要因」と分析しているが、一方でテレビの視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ)はいずれも1ケタだった。

 

 

 

〇 なんとかねじこもう

 
東京五輪での野球復活にかける意気込みとして、ロス五輪時に監督だった松永氏が語った言葉。具体的にどのような活動によって「なんとかねじこむ」つもりなのかが気になる。政治家に頼むとか?


ロス五輪監督の松永氏、20年大会の野球復活へ「なんとかねじこもう」

松永氏は、「2020年に野球をなんとかねじこもうではないかと、歴代の監督に声をかけました。オリンピックの監督を経験したみんなが団結して頑張っていきたい」と2020年東京五輪での野球復活に気勢をあげていた。

 

 

 

〇 サッカーも人気が有るのかもしれないが、 これでは国民が馬鹿になります

 
サッカー日本代表の本田圭祐がACミランに移籍した際、NHKが朝のニュースで長時間報道したことについて、東京都知事選に立候補表明した田母神俊雄が文句をつけた言葉。1月13日の「おはよう日本」にて、冒頭の12分間を使って報じたことについて、「サッカーも人気が有るのかもしれないが、トップニュースで12分間もやることなのか。これでは国民が馬鹿になります」とツイッターで発言した。一方、過去にはプロ野球の長嶋茂雄氏と松井秀喜氏が国民栄誉賞を受賞した際に「長嶋、松井両選手の国民栄誉賞を称えるテレビ報道が繰り返し行われています。お二人とも国民に夢を与えた立派な選手でした」「学校で我が国の近代史に影響を与えた偉人の話をもっと教えるべきです」などと矛盾するツイートをしていたため、単なるアンチサッカー、野球防衛軍なのでは?という疑いを持たれた。

 

NHKトップで12分間本田特集 田母神俊雄氏「国民が馬鹿になる」批判に賛否両論

 

 

〇 いや…。だって真剣勝負はできないですよ。

 
11月に行われた日米野球の際の、MLB側として参加した岩隈投手による発言。シーズン終了後の花試合的なイベントであり、全力で取り組むような位置づけの試合ではない、という趣旨で発言したものと思われる。それで問題ないと思うが、侍ジャパン側は「ガチンコ」と強調しておりその温度差が哀愁を誘った。

 
ガチンコ

 

 

〇 女性がどれだけ増えたのかはっきりとしたデータはありませんけれども

 
NHKクローズアップ現代のカープ女子特集での番組冒頭に司会者が発した言葉。色んな媒体で「カープ女子」が増えていると報道されていましたが、はっきりしたデータはないのですね。そういえばNHKでは他にも、耳が聞こえない作曲家について取り上げられたことがありましたが、あれもはっきりと耳が聞こえないという証拠はなかったような…。

 

 

〇 失望した子供たちはサッカーを捨て野球に戻る

 
サッカー日本代表のブラジルW杯グループリーグ敗退を受け、日刊ゲンダイに掲載された見出し。野球おやじのサッカーが負けて喜んでいる様子がよくわかる。

 

日刊ゲンダイ「代表敗退で子供たちはサッカーを捨て野球に戻る」www
 

失望した

 

〇 NPBアワーズ

 
プロ野球タイトル授賞式の新しい名称。Jリーグでは以前から「Jリーグアウォーズ」という表彰イベントがあり、またしてもパクリっぽさが話題になった。そして、「awards」って、「アワーズ」って発音するのだろうか?


「プロ野球コンベンション」の名称を「NPBアワーズ」に変更

日本野球機構(NPB)は26日、球界の各表彰を行っていた「プロ野球コンベンション」の名称を「NPBアワーズ」に変更し、 11月26日に東京都内のホテルで開催すると発表した。アワーズでは最優秀選手や最優秀新人、ベストナインなどを表彰する。

 
 

〇 ワイプジャパン

 
11月18日に放送された侍ジャパンの試合について、放送中に衆議院の解散が発表された。そのため首相の会見が中心の映像となり、試合映像がワイプに追いやられたことを指した言葉。この試合の視聴率は6.4%だった。


日米野球・第5戦の視聴率も6.7%、6.4%と低調で本戦全5試合で1桁(大谷先発登板試合、中継延長25分) 直接対決のサッカー・日本×豪州は13.6%

 
ワイプジャパン