夏でもあったか~い音楽がつなぐ希望の話。。。
うちのそばの工業団地地区に設置されてるこの自販機、夏でもあったか~いが飲めるのうれしい。夏でもあったか~いの飲みたい派にとって、最後のオアシスだ。
まだ見てない映画いっぱいあるから、『野のユリ』と『カラミティジーン』と見た、どっちもおもしろかった。『野のユリ』なんか修道女のおばちゃんが写ってるからてっきり道徳臭いやつだとずーっと敬遠してた。
そんで『アラスカ魂』って映画はひさしぶりだから見てみたらぜんぜん西部劇じゃない、『テキサス魂』って映画とまちがえてた、と気づいて、、、
こないだ50歳になったんで昔の日記をずーっと読み返してたのだが、、、
15年ほど前の日記に、まったく同じことが書いてあった。『アラスカ魂』とまちがえて『テキサス魂』を見てしまったと、、、こわあー。これ、世にも奇妙な物語でドラマ化されないかしら。
んで、シーン・ハックマンの『カンバセ―ション 盗聴』も、すっげーひさしぶりにまた見た。30年ぶりの2回目。つまんなかった記憶しかない。でもやっぱ、こちとら大人。若かったころ見えなかったものが、いろいろ見えてくる。
むかしの機械ってムダにデカイ。あのクルクル回るテープの形状。あれはぜったい女性のおっぱい、女体を暗示。クローネンバーグに通ずるエロスが横溢、
このコンソール画面に貼られたシール!! にナジックで書かれた A B C の手書きの文字。手書き!!
キス、ペッティング、そしてチョメチョメ、、、に迷う男の手。Bを選択中。
アントニオーニの『欲望』に、がっつり殺人事件を絡ませてストーリーを強化、6年後に世に問う大作『地獄の黙示録』のラストを先取り、ミイラ取りがミイラに、盗聴のプロはその部屋を盗聴されてしまう、、、
ラストシーン。仕掛けられた盗聴器を探して部屋中を、こんなんなるまで探しまくり、こんなんなっても見つからず、男はもう他になすすべなく、趣味のサックスを吹き始める。なにもかもなくした。部屋の家具も仕事も大事な人も。それでも俺には、サックスがある。
仕掛けられたまま、見つけられなかった盗聴器を通じ、つながる組織のやつらに、音楽よ届けとばかりの美しいラスト。音楽は人をつなぐのだ。音楽って素晴らしい。ジャズっていいよね。それはもう盗聴ではない、サックスを通しての対話、カンバセーションなのだ。
それはそうとね、ワクチンを打つの怖がってる若い人がいるという。それは各自の価値観で自由だが、ネットのデマに心を揺さぶられてるというのなら、ナイーブすぎるゾ。ネットなんか信じるな。ネットなんかどうせデマしか書いて、いなのだから。