神奈川県議会第3回定例会(後半)が開会しました。
本会議では一般会計 11月補正予算案総額10億4100万円のほか、
条例制定や指定管理に関する議案など計30議案が提出されました。
今回の補正予算案では、9月補正予算編成後の状況の変化を踏まえ、
早急に対応する必要がある事業について措置しています。
仮称 浦島合同庁舎の新築や県営上溝団地、追浜第一団地の建替えについて、
物価高騰の影響による工事費の増額に対応するための費用等が計上されました。
また、建設事業等の年間事業量のより一層の平準化に向けて、
来年度当初予算への計上を予定している建設事業等の一部を前倒しして年度内に発注するため、
当該年度の支出がゼロの県費債務負担行為、いわゆる「ゼロ県債」を
過去最大の164億5千万円(536カ所)で計上します。
補正予算案以外では、子どもの権利保障や意見表明の機会確保、ヤングケアラー等
近年顕在化している課題への対応を規定する、
「県こども目線の施策推進条例(案)」が提出されました。
また、このほか、繁華街での悪質な客引き行為の規制や、
路上での男娼対策を強化するための県迷惑行為防止条例の改正案等が提出されています。