総務政策常任委員会 県内調査「三浦市における地域資源を活用した観光活性化に関する連携協定」について調査しました。
ビジネスを通じて三崎の街並みや景観を残していく取り組みで、協定者がそれぞれの役割で連携し、観光コンテンツを開発・運営する仕組みを構築するべく、地域主体の活動を支援しています。
分散型ホテルは、ミウラトラストが地域に点在する三崎地区の古民家を宿泊施設として再整備を進めており、現在6軒の空き家を再生しました。
江戸時代から続く蔵や船具店等地域の歴史が詰まった物件が多く、外観はそのままで客室は和モダンに、海の眺められる特大風呂や最新の家電や美容器具などを揃えています。
素泊まりが基本で、近辺の飲食店やスナックを利用してもらうことで地域活性化に繋げています。
宿の稼働率は平日5割、週末等は8割を超えていて、リピーターが後を絶たないそうです。
歴史的建造物の活用実績があるREVIC、同地区を拠点とし課題意識を同じくする三浦市、京急電鉄、横浜銀行が連携協定を結ぶことで、
それぞれの専門分野で観光コンテンツの企画・開発・物件紹介・運営・情報発信など、観光活性化につながる取り組みを行なっています。
【地域まるごとホテル@三浦半島】
本年度、神奈川県「三浦半島魅力最大化プロジェクト」では、三浦半島における観光客のうち宿泊客が占める割合は約1割と少なく、観光消費額も低いという課題の解決のため、「地域まるごとホテル@三浦半島」事業を開始しました。
地域まるごとホテルとは、「泊・食・観光」の各機能がエリア内に点在し、エリア全体で一つのホテルのようなおもてなしを提供するエリアのことで、現在参加事業者を募集しています。
ミウラトラストも県の事業に参画中であり、現在は伴走支援を受けながら、実施計画を策定しています。
昭和レトロな街並みと、そこに残る文化をまるごと体験できる新たな宿場町を目指して…










