国際情勢に影響を受けた本県農林水産業への対応 | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
<私の目指す政治活動>
 ○自立的な生活経済圏     ○誇りの持てる教育
 ○一人でも多くの三浦ファンを ○より身近な市政に

神奈川県議会本会議「代表質問」初日。 

自民党から藤代ゆうや議員が登壇、吉田あつき議員が補助者を務めました。


「国際情勢に影響を受けた本県農林水産業への対応について」質問がありました。


資材価格高騰の状況が長期化すれば、経営の継続や次世代への継承を諦めざるを得ない担い手が増えるとともに、
新たな就業者も参入を躊躇するようになり、ただでさえ危機的状況にある
農林水産業者の減少に拍車がかかってしまいます。
その結果として、新鮮で安全・安心な農林水産物を安定的に県民に供給していくという、
本県農林水産業の一番基本的な目標も達成できなくなってしまうことを危惧しています。
そこで、不安定な国際情勢の中で、資材価格の高騰や円安の影響に苦しむ
本県の農林水産業を守っていくために、どのように対応していくのか?知事の見解を問いました。


黒岩県知事からは…、

神奈川県では、資材価格の上昇が顕著となった令和4年度から、農林水産業の生産コストの上昇分を補填する緊急的な支援を行ってきた。
しかし、現在も施設園芸などに利用する重油は、高騰前と比べ42%値上がりし、家畜の飼料である乾牧草の輸入価格は37%値上がりしているほか、規模が小さく経営体力の弱い本県農林水産業を守る取り組みが必要となる。
そこで6月補正予算案では、引き続き国の臨時交付金を活用して、燃油、乾牧草、さらに漁協の製氷施設等の電気代の支援を計上した。
また現在は価格が落ち着いている肥料については、今後の価格動向を注視していく。
一方で、資材高騰の影響を受けにくい経営体制への転換を進めるため、燃油の使用量を削減できるスマート機器の導入や県内での飼料用米の増産等への支援を継続していく。
これらの取り組みにより、変動の激しい国際情勢による影響から
本県農林水産業を守っていく…、との答弁がありました。


藤代ゆうや議員(自民党)の質問項目は下記の通りです。

1.県政課題に対する知事の基本姿勢について
(1)6月補正予算編成の考え方について
(2)当事者の意見を反映した子ども施策について
(3)地域の移動手段の確保に向けた交通政策について
(4)脱炭素社会の実現に向けた取組について 

2.県民の安全安心を守る取組について
(1)能登半島地震を踏まえた大規模災害への対策強化について
 ア.本県の応急体制の強化について
 イ.災害関連死を防ぐための避難対策の強化について
(2)神奈川県立病院機構の改革について
(3) SNS型投資・ロマンス詐欺の撲滅に向けた取組について
(4)高齢運転者対策について

3.地域の賑わいと活力を取り戻す取組について
(1)今後の人口減少対策について
(2)食の魅力を活用した観光振興について
(3)観光客の分散及び県内周遊を促す取組について
(4)国際情勢に影響を受けた本県農林水産業への対応について
(5)物価高騰に苦しむ中小企業・小規模事業者への支援について
(6)県有施設におけるトライアル・サウンディングの活用について
4.県政の諸課題について
(1)県庁職員の退職者増加に対する取組について
(2)カスタマーハラスメント対策について
(3)5事業者の水道システム再構築の推進について
(4)相模ダムリニューアル事業の推進について
(5)県立高校におけるデジタル人材育成の取組について