山口貴裕議員登壇! | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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神奈川県議会 代表質問三日目、
厚木市長選への出馬を表明した「山口貴裕」議員が登壇しました!


「通園バスにおける園児置き去り事件を受けた対応について」質問がありました。

9月5日、静岡県牧之原市にて、通園バスで登園した園児1名がバス内に取り残され、
その後亡くなるという事件が発生し、大きな衝撃を受けました。
昨年7月にも、福岡県で同様の事件が発生したにもかかわらず、
その教訓が生かされなかったことが誠に残念でなりません。
この事件を受けて、国は全国一斉の緊急点検を実施するとともに、
安全管理の徹底に関する関係府省会議を設置し、再発防止の緊急対策を取りまとめ、
必要経費については、第2次補正予算で措置されたところです。
県では、所管する幼稚園や保育所等の実地調査を実施し、
現場の実態把握に努めていることは承知していますが、
多くの子どもたちのために、安全管理について、
関係者による連携を深めつつ、速やかに対応する必要があります。
悲しい事件が繰り返されないように、神奈川の子どもたちの安全安心確保に向けて、
県として、今後どのように対応していこうと考えているのか、知事に見解を問いました。


黒岩知事からは、…

去年9月に牧野原市で起きた通園バスでの置き去り事件は、大変痛ましい事故であり、
子どもの安全対策は、社会全体として取り組むべき大変重要な問題である。
国では、各施設での取り組みの指針となるマニュアルの作成や
送迎バスへの安全装置の設置を義務付けるなど
安全管理の徹底に関する緊急対策を講じた。

県では、事件の発生直後に、独自の状況調査をすみやかに行い、
また現在は、県内すべての幼稚園や保育所等に対し、安全管理が適切になされているか実地調査を行っており、これを年内に終わらせる予定。
この調査では、施設のマニュアルの整備状況や
園児が欠席した際の保護者への確認方法、
車内が見えにくくなる車窓へのラッピングがされていないか等
詳細にわたり点検を実施している。
また車内に子どもが取り残された場合を想定し、
園児がクラクションを鳴らす訓練など各施設の工夫した取り組みを確認している。

しかしこうした中でも、子どもが置き去りとなる事案が起きており、
より一層徹底した安全管理の取り組みを強化していく必要を認識している。
そこで県では、今後、実地調査の結果をふまえ、
安全対策に関する事例集を作成し、
これを幼稚園等の施設や関係団体、市町村に配布して、安全管理の徹底に継続的に取り組んでいく。
バスの中に子供が置き去りにされる事件は、
人的ミスが重なったものであり、これを防ぐには、
人的なチェックのほか、安全装置などのテクノロジーを活用した複合的な対策が必要。
このため県では、国の補正予算を踏まえ、安全装置の設置費用などに対する
財政支援を検討しているところであり、準備が整い次第、
今定例会に関連の補正予算案を追加提案したいと考えている。

今後も国や市町村と連携を図り、このような事件が二度と起こらないよう、  
子どもたちの安全対策に、しっかりと取り組んでいく、

…との答弁がありました。




山口貴裕議員の質問要旨は下記の通りです。

1.県民の安全・安心について
(1)通園バスにおける園児置き去り事件を受けた県の対応について
(2)緊急輸送道路の災害対応力の強化について
(3)水道事業の広域化について
(4)公立学校におけるがん教育の推進について

2.地域の活性化を図る取組について
(1)今後の観光振興施策について
(2)宮ヶ瀬湖周辺地域の活性化について
(3)県立都市公園の魅力創出について

3.県政の諸課題について
(1)未利用県有地の活用促進について
(2)県立高校における自転車安全教育に係る指導・啓発の強化について
(3)様々な課題を抱える児童・生徒への対応強化について