芹が谷やまゆり園開所式 | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
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神奈川県立の障害者支援施設「芹が谷やまゆり園 開所式」に出席させていただきました。
 
5年前の7月に起こった痛ましい津久井やまゆり園事件を受けて、
いままで160名規模の「津久井やまゆり園」の入居定員数を減らして新築するとともに、
仮移転先であった「芹が谷やまゆり園」にも入居するため、新たに整備されたものです。
 
 
式典において、黒岩知事から障害者との対話や支援現場の視察等経験して考えたメッセージ、
『当事者目線の新しい障がい福祉実現宣言〜
あなたの心の声に耳を傾け、お互いの心が輝くことを目指します』が発信されました。
 
 
約1万1437平方メートルの敷地内に、一人ひとりが快適に暮らせるように
木造平屋(居住S棟)と木造2階建ての居住N棟(各階に2ユニット22名の個室)、
事務室はじめ日中活動や相談支援などの機能を備えた鉄骨2階建てのセンター棟を新築しました。
定員は2棟合計で66人で、供用開始する12月には約54名が入所予定です。
 
 
 
以下、『当事者目線の障がい福祉実現宣言』一部抜粋
 
「津久井やまゆり園事件のような悲惨な事件を二度と起こさないために、
私たちはこれまでの障がい福祉のあり方を根本的に見直し、
『当事者目線の障がい福祉』に大転換することを誓います。…
強度の行動障がいの方に対して、周りの人や自分を傷つけるから、
音や光等に過敏に反応し過ぎるから、長時間、部屋に閉じ込めておく、車いすに縛り付けておく。
これまではそんな支援が当たり前のように行われていました。…
それは明らかに虐待です。虐待は絶対に許されることではありません。…
もしかしたら、あなたは自分の気持ちをうまく表せないだけかもしれません。
自分の気持ちを聞いてほしいと訴えているに違いないと考えて接すれば、
全然違ったサポートが出来るはずです。
私たちはそんなあなたの心の声に全身全霊で、耳を傾けます。…
それがお互いの心が輝く障がい福祉です」