気候変動の影響と適応策について | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
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本日は神奈川県議会「平成30年度決算特別委員会」質疑六日目でした。



これまでの委員会の議論を踏まえた「総括質疑」で、

我が会派からは私と田村ゆうすけ議員、山本哲議員、内田みほこ議員が質疑に入りました。





私からは「収入未済金について」、

「気候変動の影響と対応策について」質問しました。



気候変動の影響と考えざるを得ない、記録的豪雨や大型台風が毎年のように日本を襲っています。

本県においても、相次ぐ台風15号、19号で各地に甚大な被害をもたらし、

相模原市ではいまだ行方不明者が二名いらっしゃり、復旧は進んでいません。

箱根町では降水量が922.5mmと国内最高記録を更新、

城山ダムでは史上初の緊急放流を実施しています。

地元三浦市においても、三浦海岸はじめ東海岸側がこれまでになかった

暴風、高波によって道路や店舗等が甚大な被害を受けました。

農水産業においては、ビニールハウスや定置網、漁船等の被害を受け、

気温上昇によるみかんの変色やダイコンの過剰生育、

沿岸の磯やけによる資源の枯渇といった現象がみられます。

横浜気象台では、この100年間で平均気温が1.9°C上昇しており、

地球温暖化は遠い未来の話ではなく、既に起こっていると実感しています。


温暖化対策としては、温室効果ガス排出を削減するという「緩和策」の取り組みが中心でしたが、

近年、世界では既にあらわれていたり、中長期的に避けられない

地球温暖化の影響に対する「適応策」の重要性が増してきています。

気候変動は、自然災害、農林水産業、健康などに影響を及ぼすものであり、

温室効果ガス排出抑制といった長期的取り組みだけではなく、

すでに起きている影響に対処するために早急なる「適応策」の取組が求められています。




国土交通省では、10月18日に日本の治水計画について

「気候変動を踏まえた治水計画」に転換すると発表しました。

国交省としては初めて気候変動の顕在化を認め、治水計画の強化が必要と判断したものです。

いままでの日本の治水計画は、過去の実績から試算された予測に基づいており、

近年の「想定外」の災害に対応しきれていなかったのが実情です。

今後、気候変動が進んでも治水安全度が確保できるよう、降雨量の増加を踏まえ、

河川整備計画の目標流量の引上げや対応策の充実を図ることになりました。

国交省は、気候変動の「適応策」の実行部隊といわれており、

ついに、気候変動への取組みへの宣言をはっきり打ち出したのです。