「首都を含む多くの都県に『特別警報』が発令され、身近な河川が氾濫する事態を「自分の身に起きうること」と予期していた市民は、どれほどいただろうか。近年、頻発する災害は行政が主導してきた防災対策の限界を示し、市民や企業に発想の転換を迫っている」
『日本経済新聞』10.14「防災対策、行政頼み限界」より
台風19号により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されたすべての皆様にお見舞いを申し上げます。
三浦市内では、瞬間最大風速33.9メートルの強風によって人的物的な被害を受け、多くの世帯で停電となりました。
本日10時までに取りまとめた、市内被害状況は下記のとおりです。
<台風19号による三浦市内の被災状況> 10月14日10時現在
負傷者数…中等症1名(足骨折)、軽傷4名
避難者数…3カ所合計303名
一般建物…半壊3件、一部損壊11件、床上浸水1件、非住宅被害5件
公共施設…37件
倒木…28か所
土砂崩れ…10件
その他…電線スパーク及び切断、道路冠水等
農水産業被害…調査中
停電…市内各所ピーク時約10,000件