「蘇嘉全立法院長主催 昼食会」に出席しました。
立法院長は日本の国会の議長にあたります。蘇院長が民進党籍としては史上初の立法院長となりました。
立法院における超党派日台友好議連の議長を務めており、
自由で民主的な国家観、そしてお互いに自然災害が多いことや
中国の圧力にさらされていること等同じ価値観や課題があり、一層の友好が必要です。
中国政府は「台湾を自国の一部として組み入れる」と公言しており、
アメリカ国防総省は8月16日、中国の軍事力や安全保障政策をまとめた年次報告書を発表し、
人民解放軍が「武力による台湾統一」に向けて
軍事的な準備を進めている可能性があると指摘をしました。
いまの台湾外交はまさしく、正念場となっています。
中国からの国際的な圧力は蔡英文政権になってよりひどくなっており、
2018年5月、台湾は国連機関WHO総会へのオブザーバー参加を望みましたが、
中国の反対で実現出来ませんでした。
近年、台湾と外交関係を有する国が減少傾向で、アフリカではわずか1国のみ、
昨日国交断絶を発表したエルサルバドルも含めて世界17カ国まで減少しており、
中国は台湾を孤立に追い込む外交攻勢を強めているのです。