北朝鮮による弾道ミサイル発射等の軍事的挑発行為は、
国民の生命及び財産に対する深刻かつ重大な危機です。
世界が国際協調を訴え、経済制裁や外交努力によっても、
いまだ核開発や挑発行為を抑えることが出来ていません。
神奈川県では、北朝鮮による弾道ミサイル発射に対し、
神奈川県知事が声明を発表、
「さらに国際社会が一体となって、毅然とした姿勢で迅速かつ効果的な対策を講じ、このような暴挙が二度と繰り返されることのないよう強く求める。県としては、今後も、国や市町村等、関係機関と緊密に連携して、県民の安全・安心の確保に向け万全を期していく」とし、
また神奈川県市長会会長、町村会会長との連名で
抗議文を国連北朝鮮代表部に送付しました。
「 朝鮮民主主義人民共和国
朝鮮労働党委員長 金 正恩 様
8月29日に貴国において、弾道ミサイルが発射され、我が国の上空を通過し、北海道沖に着弾した。
貴国は、昨年来2回の核実験を強行したうえ、弾道ミサイルの発射を繰り返してきた。
この度の暴挙は、日本国民の生命に対する深刻かつ重大な危機であり、強い憤りを覚える。
国際社会の重大な脅威となる一連の行動は、極めて遺憾であり厳重に抗議する。
ここに、神奈川県と県内の全市町村は、貴国がその責任を痛感し、今後このような暴挙を二度と繰り返すことのないよう、強く要請する。」
『産経新聞』8.30参照