『家紋』に関して | Ricoの気ままなブログ♪

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ウェディングドレスもカクテルドレスも和装も豊富な名古屋の衣裳店のおかみから 
気ままな独り言をブログで・・・・

家紋(かもん)とは、

家系を表すために用いられてきた紋章です。

地域によって 着物への家紋の入れ方が違います。

名古屋では男性は家紋の周りに丸をつけ

女性の場合は丸を外すが慣習ですが

 〔留袖の紋です〕
男性でも丸がない

女性でも丸があるお家もあります。

 
女性は 嫁ぐ前に着物を準備することから

実家の家紋が付けられていることが
多いと言われています

ですから 

ご夫婦だから同じ家紋とは限りません

以前スタッフの中に

関西出身の女性がいました

彼女の場合『女紋』があり

実家の家紋とは異なり

女系から女系へと
伝える紋章があることのことでした

調べてみると実家の家紋とは意匠も由緒も異なり

「家紋が一つしかない家は、旧家とは言わない」

ともいい女紋を持つ家は相当な旧家として
敬意を持って遇されることが多い

と記載されていました。

私的な考えでは 

お母様のお着物・おばあ様のお着物 
すべて同じ家紋

・・・ある意味 
ずっと着続けていける素敵な方法だと

感心した覚えがあります。



---マルイチの黒紋付家紋に関しまして---
☆家紋のご指定が可能です。
  (お留袖の家紋のご指定は出来かねます)
☆家紋のシールをご用意して張り付ける
 『はり紋』をご用意しています。
  マルイチの『はり紋』は粘着を特別仕様で
  強くしていただいています。
  途中で取れてしまったら大変ですから
   
☆貼った白地から下が透けても良い様に
  家紋指定の場合は
  白抜きの羽織を使用しています。
 (紋の所が白く紋が描かれていません)
   
☆家紋は すべて1回のみのご使用です。
 (何度も使用される所がありますが
  粘着が弱く取れやすいです)



 

結婚の紋付を羽織るのをきっかけとし

御家の家紋を知って頂くことが多くあります。

又よく『家は家紋なんて・・・』と

おっしゃる新郎様がいらっしゃいますが 

マルイチでは ご本人ではなく

家紋に関しては
ご両親様にお尋ね頂く様お願いしています。

家紋は家系を引き継ぐ(結婚式)に

重要と考えられるご両親様が多いですから


---家紋注文の時の注意事項---
1)家紋の確認
  どの様な家紋でも手作りですので
  用意が出来ます。
2)丸あり・なし  
3)丸がある時 普通丸か細丸か


出来れば メールで画像を送って頂くと
間違いが少ないですよね
 
いずれにしても 

日本人でお家に必ず家紋があるのですから 

大切に守っていって欲しいものです