こんにちわ!昭和50年創業、堺市の工事専門店「マルイチ」です。
本日お伺いしたのは、中百舌鳥町某分譲マンションで、『ガス給湯暖房熱源機(大阪ガス製(N)135-1306A(U)→リンナイ製後継機種)交換工事』です。
ここ数年で2000年以降に建てられた分譲マンションのガス給湯器(ガス給湯暖房熱源機)に関するご相談が増えております。
メーカーの設計標準仕様期間は『10年』、こちらのマンションは『16年目』ということで、いつ故障してもおかしくない時期に来ております。
本日のガス給湯暖房熱源機についても、「お湯はり時に、残り5分で完了のアナウンスの後も、お湯が増え続ける(最終的に手動で切らなければならない)」や「おいだきボタンを押しても、勝手に自動に切り替わって、お湯が増え続ける」などの不具合があったそうです。
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【参考記事】
ガス給湯器工事はキッチリ職人の真骨頂とも言える工事で、いつも強いこだわりを持って工事に挑んでおります。
当店の特長は、住宅設備商品の交換のみに特化したリフォーム専門店や家電量販店、ホームセンターとは違い、工事の基礎部分となる配管工事から10年後のメンテナンスまで、あらゆる工事に自社で対応しているところです。
「配管工事は得意だけど、修理のような細かい作業は苦手」「金額の大きなリフォーム工事はするけど、工事後の修理はメーカー任せ」「トイレやガス給湯器の交換はするけど、配管工事のことは知らない」といった業者さんがいる中、10年後のメンテナンスまで安心してお任せ頂けます。
▼工事前の写真です。
メーカー:大阪ガス
(製造メーカー:リンナイ)
大阪ガス品番:(N)135-1306A(U)
(リンナイ品番:RUFH-V2400AU2-6)
『24号』『フルオートタイプ』、浴室暖房乾燥機(カワック)・床暖房対応の『ガス給湯暖房用熱源機』という商品で、排気方向は『PS扉内上方排気型』となります。
こちらのマンションの場合はお部屋のタイプにより排気方法も異なるため、商品の種類も異なります。
【参考記事】
ガス給湯暖房熱源機は暖房機能が付いているため、一般的なガス給湯器に比べて、配管・配線が密集しております。
給水管・給湯管・ふろ配管(往+戻=計2本)・ガス管以外に、暖房配管(往+戻=計4本)、暖房配線(計3本)も含め、それらをすべて新しい給湯器につなぎ替える必要があるため、取り外し作業は慎重に行う必要があります。
マンションポーチを極力汚さないようにするため、養生シートを敷いてから作業開始です。
↓養生へのこだわりを下記の記事にまとめております。ぜひご覧くださいませ。
こちらは商品を載せるための緩衝材です。
▼工事中の写真です。
パイプスペース内が水浸しにならないように、残り水を大中小のバケツで受けながら、配管を外していきます。
撤去後、そのまま使用する配管や枠材の汚れをキレイに拭き掃除します。
既設部材はできるだけ再利用します。
コストダウンという意味合いだけではなく、マンション専用部材ということもあって、美観上、キレイに設置できるという利点もあります。
↓コストダウンへのこだわりを下記の記事にまとめております。ぜひご覧くださいませ。
↓配管工事へのこだわりを下記の記事にまとめております。ぜひご覧くださいませ。
▼既設浴室リモコン取外し工事
給湯器本体につながるリモコン線を古いリモコンから切り離して、新しいリモコンにつなぎ替えます。
▼新浴室リモコンへリモコン線接続工事
圧着端子を使って電線を圧着接続します。
最後にビニールテープで固定します。
これで断線の心配はありません。
▼新リモコン設置工事
錆びにくいステンレスで固定します。
見た目の感覚だけではなく、水平器という工具を使って、リモコンを真っすぐ水平に固定します。
最後に浴室リモコンと壁の間に水が浸入しないように、全周にシリコンシール剤を塗布します。
シリコンシール剤がはみ出ないようにシール剤が付いてほしくない壁とリモコンにマスキングテープを貼り付けます。
水まわりなので『防カビ剤入りシリコンシール剤』を使用します。
最後に不備がないかを確認します。
↓リモコン工事へのこだわりを下記の記事にまとめております。ぜひご覧くださいませ。
▼台所リモコン交換工事
▼工事後の写真です。
メーカー:リンナイ
品番:RUFH-A2400AU2-3
既設品が床暖房『6系統タイプ』で過剰設備だったため(※内3系統は止水栓で閉栓)、新設は床暖房『3系統タイプ』に変更しました。
もちろん、これまで通り床暖房・浴室乾燥機共にご使用頂けます。
将来用に別のお部屋に床暖房を増やす予定がある場合は、大は小を兼ねるで『6系統タイプ』を選んでおくのも悪くはないのですが、バリアフリー仕様の分譲マンションの場合は、構造的に後付けは実質不可能なため、定価設定が割高な『6系統タイプ』(※『6系統タイプ』を選んでも、その内3系統は止水栓で閉栓するだけで無駄になるだけです)をわざわざ選ぶ必要はないかと思います。
↓床暖房リモコンについては下記の記事にまとめております。ぜひご覧くださいませ。
熱効率を落とさないように、保温材を接続管の根本までしっかり巻いております。
↓保温工事へのこだわりを下記の記事にまとめております。ぜひご覧くださいませ。
▼ガス漏水テスト
▼給湯の試運転
設定通りにお湯が出ているかを確認します。
42°設定で41.6°、ほぼ設定通りです。(※±3°までは許容範囲です。)
▼ふろの試運転
42°設定で41.1°、こちらもほぼ設定通りです。
▼浴室暖房乾燥機の試運転
60.5°。
まだまだ上がりそうでしたが、熱いのでここまでです。
↓浴室暖房乾燥機交換工事へのこだわりを下記の記事にまとめております。ぜひご覧くださいませ。
▼床暖房 試運転
すべての試運転を終えるのに30分~1時間程度掛かります。
無事、工事完了です。
これで安心してお客様に商品をお引渡しできます。
↓試運転へのこだわりを下記の記事にまとめております。ぜひご覧くださいませ。
↓給湯器の製品保証及び延長保証については下記の記事にまとめております。ぜひご覧くださいませ。
この度は、当店をご利用頂きまして誠にありがとうございました。
工事には万全を期しておりますが、この度の工事で気になることがありましたら、お気軽にご連絡くださいませ。
堺市内はいつでも点検が無料です。