お世話になっているお客様に「自宅にある蔵の畳替えと壁面に新聞紙を張ってほしい」と珍しいお問い合わせがありました。
新聞紙を張り、後世に今何が起きていたかを残しておきたいとのことでした。
新聞紙を張る壁の面積は約60平米。
下張りを袋張り、清ベタ貼りと二回行い下地を補強し、この上に張る新聞紙が長持ちするようにしました。
下張りに使用した紙は石州代用紙。
↑下張りが完成
助っ人にもお手伝いいただきながら、約二週間に渡り新聞紙が張りあがりました。
施主様より用意された新聞紙は、明治時代の新聞から昭和10年代~50年代頃までの新聞もあり、糊をつけながら一枚ずつ張っていきました。
特に明治~昭和初期までの新聞紙の紙質&耐久性が違い張りやすく、現代の新聞紙は水に溶けるような紙質で、張るのに非常に苦戦しました。
↑蔵1階の畳も納品。
↑何気ない普通の畳のように見えますが、一本縁畳と言って片側の畳をヘリ無し加工してすっきり見える技法を施してあります。
希少な現場を経験させていただきありがとうございました。
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