2022年 夏のイグサの刈り取り | 一服 / 宮城県柴田郡大河原町・齋藤畳店三代目の記録

一服 / 宮城県柴田郡大河原町・齋藤畳店三代目の記録

一級畳製作技能士/一級表装技能士
金沢職人大学校・本科畳科10期生
畳・襖・障子・屏風・和紙張り
宮城県柴田郡大河原町字新南28-4

 

 今年で10年目となる夏のイグサの刈り取りのお手伝いに7/8~7/10の二泊三日、畳表の原料イ草の産地である熊本県八代市に行ってまいりました。

 

 

 ↑今回ホームステイでお世話になったのはイ草農家の下永辰也さん。

 

 2011年に初めて産地を訪れた際お世話になったのも下永さんでした。

 

 

 「10年産地に通えばイ草の事は大体わかる」

 

  そう言われて今年で10年、月日が経つのも早いものです。

 

 

 

 

 イ草の収穫時期でイ草農家の繁忙期である夏の熊本県八代市は高温多湿でとても暑いです。

 

 そんな中すくすくと育ったイ草を、早朝から夜まで続く収穫作業。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↑期を同じくして別なイ草農家のところにお手伝いに来ていた大阪の尾山畳店さん、山口県の石野畳店さんも合流。

 

 

 

 ↑最終日の夜は皆集まって懇親会にて、10年目となった夏のイ草の刈り取り作業のお手伝いも終了いたしました。

 



 思えば2011年夏、畳の原料の一つであるイ草を学ぶ為、興味半分で初めて熊本県八代市で参加したイ草の刈り取り作業。

 

 毎年年2、3回と通う内、産地である農家さんから言われました。

 「イ草は根っこが大事」

 今でもそこで経験し続けてきた事が、自分の根っことなっております。

 2011年に初めて感じた縮小する産地の現状やイ草の生産工程の衝撃を、地元に持ち帰って発信しなければと、門を叩いたFMいわぬま

 


 2012年1月より10年間、毎月発信し続けたラジオ番組FMいわぬま「たたみの話を聞いてくれ! from ogawara」も今年三月持って終了いたしました。
 

 思い起こせば10年もの間、イ草農家の方々はじめ、同業者&異業種の皆様、20名近くの方々にもゲスト出演して頂きました🙇‍♂️

 

 10年間担当でお世話になった、おそらく日本1畳の話を聞かせられたであろう?担当パーソナリティの澤田さん初め、携わった皆様、10年間ありがとうございました。

 

 

 

 

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