第26回東北畳工技能競技大会 | 一服 / 宮城県柴田郡大河原町・齋藤畳店三代目の記録

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一級畳製作技能士/一級表装技能士
畳・襖・障子・屏風・和紙張り
宮城県柴田郡大河原町字新南28-4

 

 2024年6月17日、宮城県庁1階ロビーにて行われた第26回東北畳工技能競技大会に、宮城県代表選手として参加してまいりました。

 

 

 

 

 東北6県各県代表選手計6名で競技し、数年毎に東北各県を回る東北畳工技能競技大会。

 

 競技課題は畳製作の伝統技能である「手縫い板入れ畳」。

 

 約25年前、山形の訓練校時代教わった故・西川先生も出場されたと言っていた歴史ある大会。

 

 

  

 

 

 

 2月に行われた全国技能グランプリ上位入賞経験のある選手達、過去に優勝経験のある選手達も参加し、過去1レベルの大会となりました。

 

 競技大会の出場は初めてでしたが、張り詰めた空気と多くの来場者の見守る中、これ程まで緊張するとは思いませんでした。

 

 

 

 

 

 なんとか無事終了し、全日本畳事業共同組合理事長賞🥈頂戴致しました。

 

 

 

 

 ↑競技大会の様子。畳製造機械メーカーである東海機器工業株式会社様より大会の様子。

 

 

 

 

 ↑ミヤギテレビより大会の様子。本番直前10分前位にまさかのインタビュー💦

 

 

 ↑翌朝の河北新報にも掲載されておりました。写真は青森県代表・中澤君。

 

 東北畳工技能競技大会で行われる手縫い板入れ畳製作は、制限時間が3時間半、打ち切り失格になる時間が4時間と制限時間が決められており、時間内にいかに仕様書通り綺麗に畳を仕上げるかが競技課題。

 

 仕上がった後、最後に皆が見守る中準備された木枠に寸分狂いなく畳を収める時はドキドキします。

 

 各県代表の畳職人の方々でさえ事前に練習を重ねないと時間内に終わらない上、ただでさえ本番の緊張の中、仕上がりもアラが目立ってしまいます。

 

 今回初めての競技大会ということもあり、仕事の合間を見つけてはできる限り練習に励みました。

 

 追い込まれることで自身の技術も向上することができました。

 

 そして本番の空気感を味わうことで改めて今後の自分の反省点なども見えてきました。

 

 主催や実行委員の皆様初め、関東関西など遠いところから来られた皆様、二日間大変お世話様でした🙇

 

 今後もガミダシます!