2019年 冬のイ田植え | 一服 / 宮城県柴田郡大河原町・齋藤畳店三代目の記録

一服 / 宮城県柴田郡大河原町・齋藤畳店三代目の記録

一級畳製作技能士/一級表装技能士
畳・襖・障子・屏風・和紙張り
宮城県柴田郡大河原町字新南28-4

 今年で9年目となるイ草の植え付けの手伝いと研修の為、11/22~11/24の間、熊本県八代市へ行ってまいりました。


 先々週泊まり込みで当店に手伝いに来てくれた岩手県のミソノ畳店・小野寺君と一緒に、イ草農家・福本啓治さん宅に2度目のステイでお世話になりました。

 

 

 

 
 ↑初日から苗の掘り起こし、本田に手植え。これをしないと畳が生まれない、まさに草の根的作業。

 

 


 ↑今年の植え付け農家も40〜50軒の減。
 作付けからするイグサ農家も350軒程に減少…。

 


 ↑手植えで植え付けする前の整備された田んぼが、まるで大会前の陸上競技場の様な。

 

 

 

 ↑初日は時折晴れ間の見える曇り空でした。

 

 

 

 

 ↑翌日は快晴。

 

 イグサの田植え日和。

 

 

 

 

 

 

 ↑今回は9月にお世話になった大分県の七島藺生産者農家・松原さんご夫妻が、偶然八代市に来ており、田んぼまで見学に来られました。

 

 

 

 

 ↑イ草の田植え早送り動画。  BGM/トミーゲレロ。

 

 しょっぱな左から二番目の手ぬぐいを頭に巻いているのが私、左隣のえんじ色のカッパが小野寺君。

 

 相変わらず半端ない作業ですが、これをしないと畳が生まれない、重要な作業。

 

 

  2011年に初めてイ草の産地・熊本県八代市に訪れた際、産地の谷川隆生さんに「10年通えばイ草が分かる」と言われ、もう9年…。

 

 

 don,t think. feel

 

 

 今年もお世話様でした!