2012年 冬のイ田植え | 一服 / 宮城県柴田郡大河原町・齋藤畳店三代目の記録

一服 / 宮城県柴田郡大河原町・齋藤畳店三代目の記録

一級畳製作技能士/一級表装技能士
畳・襖・障子・屏風・和紙張り
宮城県柴田郡大河原町字新南28-4

 

 

 12月初旬、今年で二年目になるイ田植に行ってまいりました。

 

 

 もはや第二の故郷「やっちろ」こと、熊本県八代市。

 

 

 

 

 農家さん達と、全国各地から皆さんがぽつぽつと集まってきました。

 

 軽いあいさつの後、早速農家さんのお宅に皆さん散らばっていきます。

 

 

 ↑私が今回お世話になるお宅は、お世話になっているJAやつしろの谷川さんの本家・谷川悟さん宅。10人家族の大所帯です。

 

 

 到着するなり早速開始。苗の掘り起しからたたきを行います。

 

 

 

 ↑スコップを使って一つ一つ苗を掘り出します。去年お世話になった郡築の久保田さん宅は機械で行っていました。イ草農家さん達は、設備の充実した方も、そうでない方も皆、力を合わせて行っています。回転する刃型の機械の部分に、苗の根っこをあてて泥の塊を落とし、株分けをしやすくします。

 

 

 去年前日入りした際、泊めて頂き阿蘇観光まで連れて行ってもらった八代の番人・谷川さんも様子を見に来られた際、今回はFMの収録にも参加していただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↑夜は黙々と晩飯後に株分け作業をしました・・・。

 

 

 

 次の日は早速イ田植え。

 

 

 

 ↑田んぼに到着し最初の印象は、長い!去年の福本さんとこより長い田んぼ…。

 

 

 

 

 

 今回お世話になった谷川さん本家。私の3つ上の後継者の悟さん

 

 

 

 

 助っ人の奥さん方もいらしてました。しかしイ草農家さんの奥様方はどなたも働き者です。

 

 

 相変らず半端ない、2年目のイ草の田植えでした。