2013年2/22~2/23の間、熊本県・人吉市にある国宝青井阿蘇神社にて、畳屋道場主催の手縫い紋縁畳表替え奉納という行事に参加して参りました。
吐く息白い中、早朝6時より御祈祷、神社の境内をお借りして作業にあたりました。
このような行事は業界初で、イ草農家各位、県副知事や政治家の先生方、一般の方々やメディア等多くの方々にお越しいただきました。
この行事の目的は、伝統技能でもある手縫い畳製作を知っていただく事と、我々参加畳店の技術向上です。
畳表は昨年、イ製品品評会で農林水産大臣賞を受賞された、橋口英明氏の1番草を使用しました。
日が暮れるまで、昼休憩は食べた順に交代とハードスケジュールでした。
機械化主流となった現在の畳店の畳製作も、今回の行事を通し「手縫いの重要性」を来客頂いたお客様に問いかけるとともに、各々参加畳職人が見直す形となりました。。
私的に色々課題の見える、貴重な経験となりました。