先週5/15,5/16日と、横浜市の大鳥小学校の畳の裏返しを現場で行ってまいりました。
大鳥小学校は、四年ほど前にも畳の表替えに伺いました。
大鳥小学校は、TATAMI-TO(畳屋道場株式会社)メンバーである、海老名畳店・吉野氏の母校でもあり、ご本人もPTA会長を努めたり、現在も仲間がPTA会長を務めておられたりと、ゆかりの深い場所でもあるようです。
私も何回かお邪魔しておりますが、大鳥小学校周辺の山手&本牧地域は地元意識の高い印象を受ける土地柄…。地元の方々もたくさん見学に来られました。
今回もTATAMI-TOメンバーが、北は岩手~南は屋久島から少数集まり、二日間にわたって作業に当たりました。
手縫いと携帯用逢着機を併用して作業を進めました。
↑神奈川放送や、地方テレビ局の方々も取材に来られておりました。
↑先生方に引導され、多くの小学生が代わる代わる見学に来られました。
イ草の香りと、携帯用逢着機のカッコいい?音に、興味津々です。
二日間にわたり、無事終了いたしました。
都会は畳の部屋が急速に減少しており、イ草の真新しい香りを知らないお子さんたちが数多くおられました。
私の地元宮城でも、宮城県畳業商工組合では、小学校でミニ畳作りを通じて多くのお子さんと交流しましたが、宮城に比べ、横浜の小学生のお子さんの反応は真逆の感じで、畳自体が馴染みない印象を受けました。
今回の行事を通じて再度、未来を担うお子さんたちに、畳ができるまでの工程や、イ草の香り、本藁床でできた「本物の畳の素材」を知ってもらうことができたかなと、お子さんたちの反応を見て感じました。
↑作業時の様子が神奈川放送で放送されました。
携わった皆さんお疲れ様でした!