【第9章】人生のオチに向かっている(気づき編)その1

【登場人物】
・男
・友人
・未来の自分(突然来る)


男:「終わった……人生終わった……」

友人:「どうしたの?」

男:「仕事ミスした。貯金ない。健康診断もC判定。部屋も汚い」

友人:「情報量が多いな」

男:「もう無理だ……」

友人:「でもお前、去年も“人生終わった”って言ってなかった?」

男:「言った」

友人:「一昨年も」

男:「言った」

友人:「でも今、生きてるじゃん」

男:「……確かに」

その時、突然ドアが開く。

未来の自分:「おーい!」

男:「誰!?」

未来の自分:「10年後のお前!」

友人:「雑な登場だな」

未来の自分:「安心しろ。結局なんとかなる」

男:「本当ですか!?」

未来の自分:「ただな……」

男:「はい!」

未来の自分:「部屋の片付けだけは今すぐやれ」

男:「え?」

未来の自分:「あれ10年後も残ってる」

男:「地獄じゃねぇか!!」




いかがでしたか?笑っていただけましたか?

「人生終わった」は、だいたい途中経過です。
本当に怖いのは、“なんとかなる”を信じ続けた結果、10年後も同じ段ボールが存在していることかもしれません。
人類最大の敵は、不安ではなく「あとでやる」です。