伊吹山に登る! | マルフジノート
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SALVE!(ようおこし、あわおこし!)

 正月休みからずっと休みなかった。

やっと1日休めが取れたので釣りでも行こうかと思ったけど、

どうせ寒いし釣れない、寒いのならいっそ雪山でも行こう!

と雪山登山に行くこととした。

 

 目的地は素人でもかろうじていける関西で人気の伊吹山(滋賀県)、いつも新幹線で米原から先でお目にかかる山である。

 

 雪山となると準備が必要、登山用品店にいって必要なものを買い揃える。

ますは冬用アンダーウエアーどれが良いのか店の人に尋ねる。「どれぐらいの山に行かれるのですか?」「伊吹山です」と答えると「それならこれがおすすめ」と言われた。私が最初に持っていた厚手のタイプものは八ヶ岳等に持って行くものと言われ「そんなところ冬に絶対に行きません」とと答えるとワンランク下の保温のものを勧められたけどシャツはあったけどタイツはサイズが売り切れてたので「じゃあ八ヶ岳の方で!」と結局タイツは八ヶ岳仕様にする。

 

 あと寒いからネックウォーマー(頭フード付)とインナー手袋をメリノウールのもので揃えた。

 

 出発前夜、準備をする。

登山靴アイゼン(一応はめてみてテストする)、ワカン(必要無かったけど)、ストック(今回は雪用のバケットも新調)、登山スパッツ(ゲイター)、手袋(-30°用のものと、スマホが操作できるインナータイプ、予備でテムレスのグローブとフリースの手袋)以前、綿向山登った時、痛い目にあったので今回はこれでもかという手袋装備した。

 それから念の為、ツエルト(一人用テント)、ヘッドライト、保温フィルム、バナーとガスボンベも用意した。

 

 当日6時前に出発!多賀SAでアマビエ様に遭遇!

 現地に8時到着!すでに駐車場満車状態、大阪、京都、名古屋ナンバーと近畿、中部の登山者ここに集結しているようだ。駐車場の親切なお婆さんに駐車料金を払い、山のトイレの事情を聞くと6合めまで(この時期凍結して使用禁止だったけど)]トイレないから今トイレ済ましてしてから行きとアドバイスいただく。

「そこに山があるから登る!」ってカッコつけたいとこだけど、

山の途中から暗雲に包まれて見えない山頂は大丈夫だろうか?という、

大いなる不安を持って8:30いざ出発!

 

 20~30分で一合目到着も汗だくで上着のフリースとレインパンツを早速脱ぐ!

二合目、雪が積もってきたのでアイゼンを装着(上級者はまだ履いてない)、

 

三合目、休憩(水分補給)

ここまでは順調に進むけどここからが大変だった。

何合目わかる表示が無い!(雪で隠れていたのか?)

因みに伊吹山、夏にもきたことなく初挑戦なのでコースがわからない。

 

 

 仕方ないので上から降りてくる人に挨拶がてら、何合目で後どれくらい時間かかるか聞きながら進んだ。それでも登山開始から2時間半もう相当きただろうと下山してきたベテラン登山者らしき人に聞くと「6.5合目ぐらいであと1時間ほどで行けます。」と言われた時「まだそんなあるんですか!」泣きそうになる(笑)「大丈夫!しっかりトレースついてるので誰でも頂上行けます」と励まされて助かった。

 

 この頃になると雪が深くなり踏み外すとズボッと長い足(逆)が持っていかれる。ストックもしかりで、先にバケットを装着する。先程のベテラン登山者の言う通り人が通った足跡(トレース)を踏み外さないように進んでいく。昔ゴーカートでレコードライン守って走る事勧められたのを思い出していた。そのコースが一般人には理想の走り方なのである。

そう思うと朝一番、人の足跡の無いこの道筋つけた人は偉いと思った。玄人でないと出来んやろうなと思った。

 

 そろそろ標高も高くなったのか指が寒くなったので-30°までいける手袋に付け替える。

シャリばてしそうだったので早めにスニーカーズと水分補給。

 今回は用意周到で抜かりないと思ったけど抜かりあった!

 最後8~9合目あたりで急傾斜になっていてバケット付のストックが滑る!

ここはピッケルが有利だった。ピッケル突き刺して安定確保しながら登る。

この急傾斜でバケット外す余裕もなく仕方ないのでストック短く持って這いつくばって虫のように登り進める。(笑)ただしここは体力がもの言うようで登り方はカッコ悪いけど素人でもベテランの人と変わらんペースで登れた(素人とベテランの違いは下りだったけど)

ここが一番しんどかった。

よってここ撮影出来る余裕が無くいきなり山頂の写真になる(笑)

 

 急傾斜が急に平坦になると「山頂」の矢印が見える。

そして矢印の方に向かうと山小屋が見えて12:00丁度に山頂に到着。

ここまで3時間半だった。

しかし当日の山頂下から見た通り雲のガスで視界が数十メートルと悪い。

下界の視界がまったくないので山頂にきた実感がない。

ただし強風でこれだけは山頂であることを物語っていた。

 山頂は強風で寒くてじっとして居られない。

山小屋の風裏の壁でとにかく、おにぎり詰め込んで水飲んで、コーヒーでも一服と用意していたが寒くて早く下山がしたい!小さい霰も降っていたので頭も覆える冬季登山用ネックガードも装着して下山開始!

(山頂は密ででした!)

 

 おそらく山頂に10分居なかったと思う。

視界が悪くホワイトアウト寸前の山頂で間違って降りたら困ると、

下山する人の跡をついていくが途中でその一行が荷物点検で立ち止られたので、

不安になりながら白い雪の足跡だけを手がかりに下山する。

 ここで頭に浮かんだのがアナ雪の歌「真白な世界〜に・・・♪」と歌っていると

登ってくる人が見えて安堵する。

 

 また9合目の急傾斜を降りるけど下手くそで滑り落ちそうに何度もなる。

登ってきた人が「さっき20mほど転げ落ちた人がいたので気をつけてください」と教えてもらい注意しながら降りる。

 

 私の目の前を上級者の男女のグループが駆け下りる。

斜めにはいつぐばいながら右に数回おりると左にターンして数回降りるジグザグで降りている。

真似して降りるてみる、まっすぐ降りると滑りやすいけど斜めだとアイゼンの爪がかかる面積が増えてグリップが効く!おかげでなんとコツを掴めた。

 

 しかしこのグループのオバハンの一言が鼻についた。

軍団のリーダーが「安藤さんそんなにペース早くしたら汗かくよ~」とリーダーらしき人が言うと「初心者みたいな人がいたから、巻き込まれたら嫌なので早く行きました~」一同「正解!正解!」

「私のことか??」なんと嫌味なオバハンや!と気分が悪かった。

こんな思いあがった人間にはならないよう注意しようと思った。 

そんなに上級者ならば徒党を組まず一人て誰も居ないコース切り開いて上り下りしたらどうか?と思った。

 

 その嫌味な自称上級者より驚いたのが登ってくる人の中で外国人若い留学生か労働者のグループがいて「あとどれぐらいですか~」と聞いてきたので「あと50~60mぐらい、頑張って!」と彼らの出立を見るとほぼ街中と同じカジュアルな格好!中にはジーンズ履いてたり。彼らの一人はストックも持たずに手袋もせず素手で雪を這いながら登っている。それを見て思わず「手、大丈夫なん?」と声をかけると「ダイジョウブです~!」ニッコリ。寒い地方で生まれたのか?顔見ると南方系のように見えるけど自称上級者軍団より彼らの方がよっぽど凄い!と感心してしまった。

 だんだん下に降りていくとソリで滑る人、中にはスキーで降りてくる人、楽しそうであった。

みんなリュックに引っ掛けている小さいお尻だけのソリはあまり滑らないみたいで良くないことがわかった。

今度は子供が昔使っていたソリ持ってこようと思った。

 

 因みに今回の装備で大正解だったのがアンダーウエアー(例の八ヶ岳仕様のタイツ等)にメリノウールの手袋とネックガード。これらは決して暖かくないけど、汗がたまらないので寒くならない!

それと登山スパッツ(ゲーター)のおかげで雪や水溜りにズボッと足をつっこんでも靴に雪が入り込まないので重宝した!

 

 二合目でまたアイゼンを脱いでもう楽ちんと油断していたらそこから一合目間でドロ地獄で足元がグリップしない!下山している人間の滑って転けそうになる叫び声のコーラスが私も含め続いた!(笑)

 

 ようやく登山口に到着!到着時間14:00丁度!

登り3時間30分、下りが2時間であった。

 

 駐車場がお婆さんいなかっけど、いたせり尽せりで、靴やストックやアイゼンなど泥だらけになったものを洗えるようホースブラシ、タワシが置いてありここで全て洗い流してから車に詰めた有難いサービスに感謝する。

 

 汚い話帰りにコンビニのトイレで小便してびっくり!体は正直である。

小便の色が真黄色!よっぽどのハードワークだった事を物語っている。

 

 帰りに琵琶湖で釣りでもしてから帰ろうと釣り道具も積んでいたけど体力の限界で(笑)、

そのまま高速乗って大阪に直行で帰る。

門真ICで降りて一直線で花博公園にあるスーパー温泉「水春」に直行!

体重計に乗ると前日より1.2キロ落ちていた!これは嬉しかった。

 

 しかしここは天国である。「なんで雪山なんて苦行のような事をしたんだろうか?」

ここの岩盤浴で漫画読みながら半日過ごした方がよっぽど幸せだった様に思ったけど、

コロナでジッとしている事の憂さ晴らし、したかった事ように湯船で思えた。

 

 「水春」で「ととのって」ってからようやく家路に着く!

すぐ寝ようと思ったけど疲れすぎてなかなか寝れない!

おかげで「麒麟がくる」の最終回も見れた。

因みに「麒麟がくる」で登場した「姉川の戦い」の姉川も伊吹山で横切って縁を感じた。

「麒麟がくる」ついては次回語りたい。

 

 今日はとても足が痛~い!

オチがついたのでこれにて失礼!