どのようなことをいうのでしょうか。
たとえば、
山の上でボールを落としたすると、
ボールはどんどん速度を増し転がっていきます。
ここでいうボールは高いところにあるだけで、
エネルギーを持っているわけですが、これが
ポテンシャルエネルギーです。
ポテンシャルエネルギーの高い状態は
不安定なので、モノは低い状態に行こうとします。
そして、これと同じことが
宇宙でも起こったと考えられるのです。
すなわち、宇宙のポテンシャルエネルギーは
宇宙の半径が大きくなるほど低くなるので、
エネルギーの高い状態の生まれたばかりの宇宙は、
エネルギーの低い状態に落ち込もうとする
インフレーションを起こすことになるわけです。
半径が大きくなるとインフレが
起きるのは宇宙レベルのことでも
あったのです。
市場規模の半径を小さく留める事が
インフレの防止策にもなるのかもしれませんね。
参考にした本:
宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった (PHP文庫)
posted with amazlet at 11.02.13
佐藤 勝彦
PHP研究所
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