屋上にあるレンガのほうが危険であるといえます。
というのも、
屋上にあるレンガは、落ちることにより
運動エネルギーを得て、物を壊したりできるからです。
すなわち、
屋上にあるレンガは屋上にあるということだけで、
エネルギーを持っているといえるのです。
そして、この場合のエネルギーを
重力のポテンシャルエネルギーといいます。
高い位置にあるだけで、仕事ができる
潜在能力を持っているので、ポテンシャルエネルギーというわけです。
また、このようなレンガはいつ落ちてくるか
わからないので不安定であり、一方、地上に
あるレンガは勝手に動いたりしません。
ですから、
地上にあるレンガはエネルギーを持たず、
安定しているといえます。
人が地位などの高さを求めるのもレンガと同じく
そこにエネルギーを感じているからなのでは
ないでしょうか?
参考にした本:
時間はなぜ取り戻せないのか (PHPサイエンス・ワールド新書)
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橋元 淳一郎
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